キドプレスで開催中の「版画祭/ Printmaking Festival」で注目の作家による版画作品を展示販売

2018年に15周年を迎えるGallery KIDO Pressで、「版画祭/ Printmaking Festival」が開催されている。2018年2月4日までの期間中、ウィスット・ポンニミットなどによる版画作品を、通常より手に取りやすい価格で購入することができる。

ウィスット・ポンニミット start ドローイング

 3331 Arts Chiyoda内にあるギャラリー キドプレスは、版画、絵画、立体作品を中心とした企画展を定期的に行っている。併設する版画工房で刷り師と作家が協働して版画作品を制作し、これまでに三沢厚彦、奈良美智、O JUN、諏訪敦などの新作版画の出版・発表に携わってきたほか、ジョン・カリンやキキ・スミスといった海外で活動する作家や若手アーティストを紹介してきた。

三沢厚彦 クマ(白/横) 

 同ギャラリーでは現在、2018年に15周年を迎えることを記念して「版画祭/ Printmaking Festival」を開催中。展示される版画作品は、通常よりもリーズナブルな価格で販売される。

三瀬夏之介 J

 参加するのは、プロジェクト「東北画は可能か?」の発起人である三瀬夏之介をはじめ、谷川俊太郎ら著名人とのコラボレーションを行うウィスット・ポンニミット、山田詠美や夢枕獏の装丁を担当したMAYA MAXX、銅版画とリトグラフを駆使して作品を制作する阪本トクロウ、先日まで松濤美術館で「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」展を開催していた三沢厚彦の5名。

 本展を機会に、注目の作家による版画作品を手に取ってみてはいかがだろう。

阪本トクロウ 林(green)

編集部

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