オブジェを通じて見る、マン・レイの人生

20世紀にアメリカとパリで活躍した芸術家、マン・レイ。そのオブジェに注目し、作品を通じて芸術家人生を振り返る展覧会「マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち」がDIC川村記念美術館で開催されている。その様子をレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

第7回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第7回「画家にもどる」

2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。画家としての自覚を取り戻す。

「ドラクエ」の呪文から命名。個展「森洋史はモシャスをとなえた!」が銀座 蔦屋書店で開催

東京都・銀座の銀座 蔦屋書店FOAM CONTEMPORARYで、森洋史による個展「森洋史はモシャスをとなえた!」が開催される。「原点回帰」とも呼べるシルクスクリーン技術を応用したペインティング作品に加え、新作NFTアート作品の展示・販売が行われる。会期は10月28日~11月6日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

第6回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:不穏な新時代を静かに見据えるビエンナーレ

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「ニューヨーク」は、恒例の「ホイットニー・ビエンナーレ2022」。パンデミックや政権交代という大きな社会動乱のなかのアメリカの空気感を伝えている。

SERIES / WORLD REPORT

PREMIUM

第3回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第3回:「現代アート」の「現代」は何を意味する?──現代アートの「意義」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説。第3回は現代アートの「現代」という言葉にフォーカスする。

PREMIUM

世界のミュージアム入館料事情は? スペイン・アメリカの事例から

論文『日本の博物館はなぜ無料でないのか?―博物館法制定時までの議論を中心に― 』の著者で博物館制度に詳しい追手門学院大学教授・瀧端真理子が、スペインとアメリカのミュージアム入館料制度を紹介。美術館の理念に迫る(本稿の初出は2020年3月8日。値段などの数字は当時のもの)。

INSIGHT

「見る」をめぐる旅は続く。豊田市美術館でゲルハルト・リヒターと対峙する

「ゲルハルト・リヒター展」が豊田市美術館に巡回。巨大抽象画《ビルケナウ》(2014)、「フォトペインティング」「アブストラクト・ペインティング」「カラーチャート」といった代表的なシリーズから近年のドローイング、そして同会場のみで展示される2022年の最新作まで、あわせて約140点が展示されている。

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