ドイツ・ロマン主義の巨匠フリードリヒ、生誕250周年で大規模回顧展
ドイツ・ロマン主義の画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒが、2024年に生誕250周年を迎える。この記念イヤーに合わせ、ベルリンの旧ナショナルギャラリーで史上初の大規模回顧展「無限の風景」が開催中だ。数多くの名作が一堂に会するだけではなく、最新技術で制作過程にも迫る同展は、日本の現代アーティストとのコラボレーションなどもあり、オープン前から大きな話題を呼んでいた。
ドイツ・ロマン主義の画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒが、2024年に生誕250周年を迎える。この記念イヤーに合わせ、ベルリンの旧ナショナルギャラリーで史上初の大規模回顧展「無限の風景」が開催中だ。数多くの名作が一堂に会するだけではなく、最新技術で制作過程にも迫る同展は、日本の現代アーティストとのコラボレーションなどもあり、オープン前から大きな話題を呼んでいた。
麻布台ヒルズにあるGallery & Restaurant 舞台裏では、会田誠の新作絵画展「《混浴図》への道」が始まった。会期は5月19日まで。
滋賀県立美術館で、開館40周年を記念した企画展「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人─たとえば、『も』を何百回と書く。」がスタートした。会期は6月23日まで。
アーティスト・KYNE(キネ)の日本初となる大規模個展、特別展「ADAPTATION - KYNE」が福岡市美術館で開幕した。会期は6月30日まで。
大分と福岡で開催中のデスティネーションキャンペーンにあわせて始まった「Oita Cultural Expo! ’24」。その会場のひとつとなる九州最東端の地・佐伯市で、藤井光の個展「終戦の日 / WAR IS OVER」が開催中だ。
寺田倉庫が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」で、京都の若手作家を中心とした50名によるグループ展「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」が始まった。会期は5月19日まで。
東京・南青山に新たなアートスペース「space Un(スペース・アン)」が誕生した。神戸、パリ、ベルリンを拠点に活動するコレクターのエドナ・デュマが創設したこの場所の狙いとは?
戦後日本の陶芸界において中心的な役割を果たした前衛陶芸家集団・走泥社。その活動を紹介する展覧会「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」が東京・虎ノ門の菊池寛実記念 智美術館で開催される。会期は前期が4月20日~6月23日、後期が7月5日〜9月1日。
1990年生まれの韓国のコレクター、ノ・ジェミョンによって立ち上げられた新しいアートフェア「ART OnO」が、ソウル貿易展示コンベンションセンター(SETEC)で開幕した。その様子をレポートする。
今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
銀座 蔦屋書店で、アレックス・ダッジの新作個展「A Way With Words」が開催される。会期は4月26日~5月15日。
パレスチナ支援のため、アーティストやボランティア総勢100名以上による展覧会「パレスチナ あたたかい家」が、川崎市登戸の「NAMNAMスペース」で開催される。会期は5月2日〜12日。
江戸時代の絵師・英一蝶(はなぶさいっちょう・1652~1724)の大規模回顧展が東京・六本木のサントリー美術館で開催。会期は9月18日~11月10日。
イラストレーター・さかざきちはるの常設美術館「ペンギンミュージアム」が、佐賀県の宿泊施設・和多屋別荘内の書店「BOOKS&TEA三服」に5月18日オープンする。
東京・日本橋の三井記念美術館で、千利休、古田織部、小堀遠州の美意識に焦点を当てた展覧会「茶の湯の美学 ―利休・織部・遠州の茶道具―」が開幕した。会場の様子をレポート。
マチュー・ブレイジー率いるボッテガ・ヴェネタが、今年のミラノデザインウィークでカッシーナ社およびル・コルビュジエ財団と提携し、インスタレーション「On The Rocks」を発表した。
富山県魚津市のシティホテル「ホテルグランミラージュ」の展望フロアに、アーティスト・舘鼻則孝のアートワークに囲まれた温浴施設「スパ・バルナージュ」がオープンする。
ナイジェリア系イギリス人アーティストのインカ・ショニバレ CBEの個展「サスペンデッド・ステーツ」がサーペンタイン・サウスで開幕した。ロンドンにおいてのショニバレの20年ぶりの個展となる本展では、初公開の作品を含めて、カラフルでリズミカルなアフリカのろうけつ染めの図柄を多用しながら、ヨーロッパ諸国による植民地支配の歴史とその遺産、難民たちや彼らの避難場所などをテーマとしたものが並ぶ。
東京都庭園美術館は、「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二の回顧展「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」を開催する。会期は6月1日~ 8月25日。
国立新美術は、香港西九龍文化地区(WKCD)で3月に開催された香港国際文化サミット 2024で香港の現代美術館M+(エムプラス)との国際連携に関する覚書に調印。これを踏まえた共同企画展の開催を発表した。