スペシャルゲストに宇野昌磨さんが登場
開幕に先立ち、本展のスペシャルゲストとして、大のゲーム好きで知られるプロフィギュアスケーター・宇野昌磨さんが登場。「この場に招待いただけてうれしい」「展覧会でゲームクリエイションの裏側をたくさん目の当たりにした。(家に帰って)一刻も早くゲームがしたい」と語った宇野さんは、展覧会に関するいくつかの質問にも答えた。

──宇野さんがゲームにハマったきっかけは?
正直、きっかけを思い出せないくらいです。親の影響もあり、物心つく前から自然とその世界に入っていったように思います。最近では格ゲーにハマっていて、競技に近い感覚を楽しんでいますね。ゲームで人とつながれることも魅力のひとつで、無限の可能性を感じます。
──最近は「ストリートファイター6」をプレイされ、プロゲーマーからコーチングも受けていましたね。その魅力はどこにあるのでしょう?
対戦相手と高め合えることや、スキルが日々向上していくことが楽しいですし、スポーツと近しいものを感じます。普通の生活ではあまり推奨されないことですが、(勝つために)相手の嫌がることを徹底的にできるのは、ゲームだからこそだと思います。

──プロフィギュアスケーターとしてはもちろんですが、ゲーマーとしての野望はありますか?
いまは、自分の好きなゲームで仕事ができることがとてもうれしいです。やはり、自分の好きなものの話が通じる世界は楽しいですね。フィギュアスケートにもゲームにもリスペクトを持って向き合っているので、今後も関わっていけたらと思っています。
あとは、いつかゲームの大会に出て、勝ちたいですね。長年努力してきたプロゲーマーの方々には及びませんが、競技者と名乗れるくらいの真剣さを示せたらと思います。
──これから来場される方へのメッセージをお願いします。
新しいテクノロジーがどんどんゲームに導入されていて、プレイヤーとしては当たり前のように感じるかもしれませんが、展覧会を通じて制作の裏側を見ることは貴重ですし、なによりゲームの見方が変わりますね。過去にプレイした作品を見て「もう一回やってみたいな」と思ったり、「こんな作品があったんだ」と新しい出会いがあったりもしました。皆さんもきっと、楽しいと思える作品に出会えるはずです。ぜひ足を運んでみてください。




















