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「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(CREATIVE MUSEUM TOKYO)開幕レポート。創業40年の歴史とゲーム制作の裏側にせまる【5/5ページ】

スペシャルゲストに宇野昌磨さんが登場

 開幕に先立ち、本展のスペシャルゲストとして、大のゲーム好きで知られるプロフィギュアスケーター・宇野昌磨さんが登場。「この場に招待いただけてうれしい」「展覧会でゲームクリエイションの裏側をたくさん目の当たりにした。(家に帰って)一刻も早くゲームがしたい」と語った宇野さんは、展覧会に関するいくつかの質問にも答えた。

スペシャルゲストとして登場した、プロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん ⓒCAPCOM

──宇野さんがゲームにハマったきっかけは?

 正直、きっかけを思い出せないくらいです。親の影響もあり、物心つく前から自然とその世界に入っていったように思います。最近では格ゲーにハマっていて、競技に近い感覚を楽しんでいますね。ゲームで人とつながれることも魅力のひとつで、無限の可能性を感じます。

──最近は「ストリートファイター6」をプレイされ、プロゲーマーからコーチングも受けていましたね。その魅力はどこにあるのでしょう?

 対戦相手と高め合えることや、スキルが日々向上していくことが楽しいですし、スポーツと近しいものを感じます。普通の生活ではあまり推奨されないことですが、(勝つために)相手の嫌がることを徹底的にできるのは、ゲームだからこそだと思います。

波動拳を撃つ宇野昌磨さん

──プロフィギュアスケーターとしてはもちろんですが、ゲーマーとしての野望はありますか?

 いまは、自分の好きなゲームで仕事ができることがとてもうれしいです。やはり、自分の好きなものの話が通じる世界は楽しいですね。フィギュアスケートにもゲームにもリスペクトを持って向き合っているので、今後も関わっていけたらと思っています。

 あとは、いつかゲームの大会に出て、勝ちたいですね。長年努力してきたプロゲーマーの方々には及びませんが、競技者と名乗れるくらいの真剣さを示せたらと思います。

──これから来場される方へのメッセージをお願いします。

 新しいテクノロジーがどんどんゲームに導入されていて、プレイヤーとしては当たり前のように感じるかもしれませんが、展覧会を通じて制作の裏側を見ることは貴重ですし、なによりゲームの見方が変わりますね。過去にプレイした作品を見て「もう一回やってみたいな」と思ったり、「こんな作品があったんだ」と新しい出会いがあったりもしました。皆さんもきっと、楽しいと思える作品に出会えるはずです。ぜひ足を運んでみてください。

宇野昌磨さん ⓒCAPCOM

編集部

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2025.12.12 - 2026.01.24
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