EXHIBITIONS

林範親

-記憶・風景-

林範親

林範親

林範親

 日々の暮らしの中の風景や、何気無い日常の中の記憶をテーマに立体作品を発表してきた林範親の個展が開催される。

 林は1948千葉県生まれ、73年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了。北海道立旭川美術館や宮城県美術館をはじめとした東北地方を中心に、埼玉県立近代美術館、福島県立美術館などに作品が収蔵されている。

 木材が素材の、どこか懐かしい風景を思わせる林の作品。本展では、打ち捨てられた廃棄物と、それらを覆い隠す雑草に「生と死」「動と静」を重ね合わせて表現する。