大阪・関西万博を「デザイン」と「建築」から再考する。日本科学未来館で「みゃくみゃくとつなぐ展」開催

2025年、社会に大きなインパクトを残した「大阪・関西万博」。その膨大な成果をたんなる記録に留めず、未来へのプラットフォームとして捉え直す試みが行われる。

「EXPO2025 Design System」 WORLDコアグラフィック「Inochi」

 東京・お台場の日本科学未来館は、2月18日より企画展「みゃくみゃくとつなぐ展 ~万博とひらく未来~」を開催する。本展は「アフター万博」企画の第一弾として、万博で提示された先端テクノロジー、そしてSNSを巻き込み大きなうねりを見せた「デザインシステム」と「若手建築家による空間の実験」に焦点を当てる。

 本展の大きな見どころのひとつは、クリエイティブディレクター・引地耕太(VISIONs)が主導した万博の「デザインシステム」の解剖だ。

 SNSを中心に、公式キャラクターの二次創作的派生形である“こみゃく”たちが自発的に生まれた現象は、現代における「公共のデザイン」の新たなかたちを提示した。会場では、クリエイティブディレクター・引地耕太がデザインシステムを提案した際の貴重なプロポーザル資料や、万博のデザインに関わる出来事をまとめた年表など、デザインシステムが生まれるプロセスを紹介。トップダウンの視覚伝達に留まらない、「参加と共創を促すプラットフォーム」としてのデザインがいかにして機能したのか、そのプロセスをひも解く。

「EXPO2025 Design System」 WORLDコアグラフィック「Inochi」

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