《呼応するランプの森:One Stroke - Fire》は、東京・お台場の「チームラボ ボーダレス」に2018年から2022年まで展示されていた作品。ハンドメイドのヴェネチアングラスによるランプがランダムに配置された部屋となっている。

ランプの光は鑑賞者や他者の関係性に影響を受けながら、連続性をもって、連なるように点灯していく。チームラボが大切にしているという「つながり」を、光の連鎖によって表現した作品だ。

《Morphing Continuum》は、大量の金属色の球体が敷き詰められた空間そのものが作品となっている。本作の内部に入ると、風圧とともに大量の球体が浮き上がり、うねりのような動きを生み出しす。

球体はときに塔のように積み重なり、周囲の景色を飲み込むような巨大な渦となっていく。こちらも環境によって現象を作品化する作品のひとつといえるだろう。




















