第1会場であるアンパンマンミュージアムの入ってすぐにあるエントランスは、3階までの吹き抜け構造となっている。大きな階段の先には、やなせと妻・暢が写る垂れ幕がかかっており、階段にはやなせの分身「やなせうさぎ」が出迎える。


施設は地下1〜4階と分かれているが、4階では企画展「あんぱんまん?アンパンマン?」が開催されている。やなせが長年にわたって描き続けた「アンパンマン」というヒーロー像を、作者自筆の原画原稿によって紹介されている。

意外にも、最初に「アンパンマン」という名前の作品が登場したのは、1969年の雑誌『PHP』で連載した大人向けの短編読み物だった。その後子供に親しまれてきた絵本「アンパンマン」シリーズ(フレーベル館)が誕生するなど、絵本、漫画、演劇など媒体を変えながら様々なアンパンマンを生み出してきたことがわかる。




















