「ポケモン×工芸展」が東京・麻布台ヒルズギャラリーで開催へ。巡回展からさらにバージョンアップ

これまで国立工芸館(石川)をはじめ、アメリカや日本各地で巡回開催されてきた「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」展が、ついに東京で開催される。会期は11月1日〜2025年2月2日。

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 麻布台ヒルズギャラリーで、「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」展が開催される。会期は11月1日〜2025年2月2日。

 本展は昨年3月から6月にかけて金沢の国立工芸館で開催され、多種多様な素材と技法でポケモンを表現した約70点の作品が展示(レポート記事はこちら)。その後、アメリカや日本各地での巡回展を経て、ついに東京で開催される。

今井完眞 フシギバナ 2022 個人蔵
© 今井完眞 撮影=斎城卓
満田晴穂 自在ギャラドス 2022 個人蔵
© 満田晴穂 撮影=斎城卓

 ポケモンと工芸の出会いから生まれる「化学反応」をテーマにした本展。人間国宝から若手アーティストまで20名の作家が挑戦し、ポケモンの姿や動作、雰囲気を表現した作品や、進化や通信、旅の舞台などゲームの要素を取り入れた作品を展示する。また、日常生活を彩る器や着物、装身具にポケモンを取り入れた作品も展示され、観客はその美しさと技の発見を楽しむことができる。

 東京の展示では、これまでの巡回展からさらにバージョンアップし、新たに数名の作家による追加作品を含めた約80点の作品が展示。出品作家には池田晃将、池本一三、今井完眞、植葉香澄、桂盛仁、桑田卓郎、小宮康義、城間栄市、須藤玲子、田口義明、田中信行、坪島悠貴、新實広記、林茂樹、葉山有樹、福田亨、桝本佳子、水橋さおり、満田晴穂、吉田泰一郎などが名を連ねており、今後のリリースでさらに詳細が発表される予定だ。

吉田泰一郎 ブースター 2022 個人蔵
© 吉田泰一郎 撮影=斎城卓
城間栄市 琉球紅型着物「島ツナギ」 2022 個人蔵
© 城間栄市 撮影=斎城卓
池田晃将 電光投擲捕獲箱 2022 個人蔵
© 池田晃将 撮影=斎城卓
桝本佳子 リザードン/信楽壷 2022 個人蔵
© 桝本佳子 撮影=斎城卓

編集部

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