「CURATION⇄FAIR Kyoto」が今秋開催。三寺院の建築と作品が響き合う空間に注目【2/2ページ】

「身体性」を追体験する特別プログラムも

 今年は、日本の生活文化に宿る「身体性」を追体験する特別プログラムとして、裏千家と現代工芸作家の共演による「呈茶席」も実施。本法寺の巴の庭を望む特別な空間に用意される。また、鷹峯エリアのROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsおよびしょうざんリゾート京都を会場とした、花人・杉謙太郎(1975〜)による「花会」パフォーマンス、通常非公開のしょうざん迎賓館・峰玉亭での「所望の花」、名勝・渉成園での「和舟遊覧」や「庭園ツアー」など、多彩なプログラム展開も見逃せない。

 さらに、本年はオンラインコンテンツも充実。知的好奇心を満たすオンラインでのインプットと会場でのアウトプット(身体的体験)を連動させたハイブリッド型の鑑賞モデルを導入し、アートフェアを単発の体験に終わらせず、長期にわたる「文化の物語」として設計することを試みる。

渉成園で開催されたCURATION⇄FAIR Kyoto 2025呈茶席の様子 撮影:柳原美咲 
花人・杉謙太郎 撮影:奥山晴日
CURATION⇄FAIR Kyoto 2025 和舟遊覧の様子 撮影:柳原美咲

「工+藝」京都 2026も同時開催

 なお、同フェアの会場でもある大本山 妙顕寺では、「工+藝」京都 2026も同時開催。隠﨑隆一、関島寿子、土屋順紀、前田正博、三上亮、十三代三輪休雪、山村慎哉ら招待作家7名に加え、浅井康宏、内田鋼一、川端健太郎、新里明士、牟田陽日、和田的をはじめとする推薦作家50名が名を連ねる。

「工+藝」京都 2025、渉成園での展示風景 撮影:柳原美咲

編集部