東南アジア最大級の現代美術フェアART SGの第4回目が、1月23日〜25日にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ内サンズ・エキスポ&コンベンションセンターで開催される。VIPプレビューおよびヴェルニサージュは1月22日に行われる。
今年のフェアの大きな特徴は、東南アジア現代美術に特化したプラットフォーム「S.E.A. Focus」を初めて併催する点だ。30以上の国・地域から100を超えるギャラリーが参加し、単一チケットで両イベントを回遊できる統合フォーマットにより、地域内外のアーティスト、ギャラリー、コレクター、機関の交流を促進する。主催者は、本取り組みがシンガポールの文化拠点としての役割を一段と高めると位置づけている。
ART SGの共同創設者マグナス・レンフリューは、「成熟が進む地域のコレクター基盤と文化的エコシステムのもと、S.E.A. Focusの統合は、東南アジアのもっとも説得力ある声を可視化する重要な一歩」とコメント。拡充したプログラムや新たなキュラトリアル施策、戦略的パートナーシップを通じ、地域と世界を結ぶハブとしての役割を強化するとした。

出展ギャラリーには、ホワイト・キューブ、タデウス・ロパック、グッドマン・ギャラリー、オオタファインアーツなどの国際的なギャラリーが復帰するほか、カステリ・ギャラリー(ニューヨーク)やアシュヴィタズ(チェンナイ)など新規参加も加わり、国際性をさらに拡張する。いっぽう、アメス・ヤヴズ、STPI、ガジャ・ギャラリーなど、東南アジアを代表するギャラリーも集結し、地域の動向を網羅的に提示する構成となる。
併催のS.E.A. Focusは、ジョン・Z.W.・トンのキュレーション(STPIのエミ・ユーがアーティスティック・コンサルテーション)により、「The Humane Agency」をテーマに展開。紛争や平和への希求、環境危機、越境するコミュニティといった今日的課題に対し、アーティストを「共感の担い手」として捉える視座を提示する。
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