日本最大級のアートフェアとして知られる「アートフェア東京」が、2020年の開催概要を発表した。15回目となる次回は「with Art」をテーマに掲げ、3月19日〜22日の4日間、東京国際フォーラムで開催される。
「Art Life」をテーマに開催された今年の「アートフェア東京2019」では、出店者総売上が過去最高の29億7000万円を記録。入場者数も新記録の6万717人となるなど、順調に数字を伸ばしている同フェア。
次回もAFT2019の構成を踏襲するかたちで、コマーシャルギャラリー・美術商が出展するホールEの「Galleries(ギャラリーズ)」をメインに構成。ロビーフロアでは注目作家を個展形式で発表する「Projects(プロジェクツ)」と、昨年からスタートした百貨店や各団体の活動を紹介する「Crossing(クロッシング)」などを展開する。
「Galleries(ギャラリーズ)」では、アートフロントギャラリーとANOMALYが初出展するほか、レントゲンヴェルケは11年ぶりに参加。総出展者の総床面積は過去最大の広さとなり、1ブースあたりの広さが50平米を超えるギャラリーは9軒になるなど、よりダイナミックな展示が期待される。