「Art Life」をテーマに掲げ、3月7日から4日間にわたって開催された「アートフェア東京2019」。その出店者総売上が29億7000万円(任意アンケートより推計)、入場者数は6万717人と、どちらも過去最高を記録したことを一般社団法人 アート東京が発表した。
また、国内百貨店をはじめ、地方工芸団体やアウトサイダーアートなど、様々なジャンルの作品を展示・販売する入場無料エリア「Crossing」は6万6630人、各ギャラリーが新進の若手作家を個展形式で紹介する「Projects」は5万486人の来場者を記録。
東京藝術大学の学生がキュレーションした国際展「WORLD ART TOKYO “Vibrant Planet-If the world is our vibration-」は3万9594人、全国芸術系大学19校が制作運営した展覧会「Future Artists Tokyo “EЯLection of Anonymous」は3万9854人が来場した。
なお、2017年から18年にかけては総売上が4億7000万円増加、入場者数は2268人増加という伸びが見られたが、今年は18年に比べて総売上5000万円増加、入場者数691人増加と、微増の範囲にとどまっている。