伊藤文化財団による兵庫県立美術館への寄贈作品が1000点超に

兵庫県立美術館が、公益財団法人伊藤文化財団からの寄贈作品数が1000点を超えたことを発表した。2025年度には新たに36点が寄贈され、同館への寄贈総数は1022点となった。

青木野枝《Offering / Hyogo》(2025) 撮影:山本糾

 兵庫県神戸市の兵庫県立美術館が、公益財団法人伊藤文化財団からの寄贈作品数が1000点を超えたことを発表した。同館は前身である兵庫県立近代美術館時代から40年以上にわたり、公益財団法人伊藤文化財団から美術作品や関連図書の寄贈、展覧会事業への助成などの支援を受けてきた。

寄贈作品数は1022点に

 2025年度には新たに36点が寄贈され、同館への寄贈総数は1022点となった。寄贈作品の内訳は、日本画27点、洋画110点、写真94点、素描738点、版画43点、彫刻10点。現在開催中のコレクション展I「中原佑介の言葉 ― コレクションを見るあたらしい眼」では、伊藤文化財団から最初に寄贈されたジャン・アルプ《陽気なトルソ》(1965)と、2025年度寄贈作品である岡田謙三《海と馬》(1934)が展示されている。  

「中原佑介の言葉 ― コレクションを見るあたらしい眼」

 コレクション展Ⅰ「中原佑介の言葉 ― コレクションを見るあたらしい眼」は、兵庫県立美術館で9月23日まで開催中。2006年から4年間にわたり同館館長を務めた美術評論家・中原佑介の活動や言葉を軸に、同館コレクションを紹介する展覧会となっている。

北川フラムによるトークイベントを開催

 また、関連イベントとして、7月4日に「HART TALK 館長といっしょ! Vol.21 中原佑介が見たもの、語ったもの ―『中原佑介美術批評選集』完結を記念して」が開催される。登壇するのは、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクターを務める北川フラム。聞き手は兵庫県立美術館館長の林洋子が務める。  

 同イベントは兵庫県立美術館 KOBELCOミュージアムホールで開催され、定員は150名。参加は無料だが、コレクション展観覧券が必要となる。また、同館学芸員によるギャラリートークも5月から8月にかけて実施される予定だ。  

「中原佑介の言葉 ― コレクションを見るあたらしい眼」メインビジュアル

編集部

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