「東京に瀬戸内海をつくる」。FACETASM・落合宏理が監修する「TATOU TSUNEISHI」が日比谷にオープン【2/2ページ】

 さらに拠点内には「TATOU LIBRARY」と名付けられたライブラリーも設置。ブックディレクターの幅允孝が選書した15ジャンルの書籍を収蔵し、関連分野同士の有機的なつながりを意識した構成で配架されている。デジタルツールやAIによる業務環境とは異なる視点を得るため、あえて紙の本に触れる体験を重視した空間となっている。

TATOU LIBRARY
会議室

 名称の「TATOU」は瀬戸内海の特徴である「多島海」に由来する。常石グループの10社が分散していた東京拠点を統合し、「ワンツネイシ」としての一体感を醸成する拠点として構想された。海と工業という同社のアイデンティティを重ね合わせたこの場所が、新たな文化的交流や創造的活動を生み出す場となることを目指す。