渋谷スペイン坂に「NONLECTURE books/arts」誕生。書店でもギャラリーでもない、本とアートの往復運動を生む空間とは?【2/2ページ】

 オープン初日からは、イラストレーターのジェリー鵜飼による個展「Zen Hiker」を開催(3月13日〜4月5日)。資本主義や都市の未来像への違和を背景に、山を歩く身体感覚を描いた作品群が並ぶ。またGoldwin Roomでは柏田テツヲによる写真展「Boundary」も同時開催。人と自然の境界を問い直すシリーズを再構成する。

ジェリー鵜飼展「Zen Hiker」

 そのほか、海外カルチャーポスターを扱うSOONER OR LATERによるポップアップ(3月13日〜5月10日)、写真家・田附勝と映画監督・山中瑶子によるトークイベント(3月15日)、SUB POP創設者ブルース・パヴィットのサイン会(3月26日) など、多彩な企画が続く。

 代表の持田剛は、洋書アートブックの仕入れ、選書、国内外の作家の写真展、アートエキシビションのキュレーション、出版イベント、サイン会等のアレンジを行ってきた。1998年よりタワーレコード渋谷店7Fにあった「TOWER BOOKS」のマネージメント、2008年より「代官山蔦屋書店」準備室の洋書仕入れ、14年よりファッションブランド「MARC JACOBS」が手がけるブックストア「BOOKMARC原宿」のディレクションも歴任。洋書のアートブックと都市文化を横断してきたキャリアの延長線上に、本プロジェクトは位置づけられる。

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