大阪南港ATCに「ATCアートウィンドウ」がオープン。大阪府20世紀美術コレクションを街にひらく

大阪南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)に、大阪府が所蔵する「大阪府20世紀美術コレクション」を、ショーウィンドウ越しに鑑賞できる新たな展示拠点「大阪府20世紀美術コレクション『ATCアートウィンドウ』」がオープンする。

出原司 GIFT FROM THE SEA 1991

 大阪府が所蔵する「大阪府20世紀美術コレクション」を、ショーウィンドウ越しに鑑賞できる新たな展示拠点「大阪府20世紀美術コレクション『ATCアートウィンドウ』」が、2026年1月16日、大阪南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟4階にオープンする。

 大阪府ではこれまで、府内各地での展示や、バーチャル空間で作品鑑賞ができる「大阪バーチャル美術館」を通じて、コレクションに触れる機会を広げてきた。本企画はその延長線上に位置づけられるもので、通路に面したショーウィンドウ形式を採用することで、日常の動線のなかで自然に美術と出会える場を創出する試みとなる。

須田剋太 時間と空間の断絶 1861

 オープン記念展示のテーマは、「アートは、明日へのひとしずく:いのちの未来のために」。大阪・関西万博会場内で実施された「大阪府20世紀美術コレクションBORDERLESS展」と同じテーマを掲げ、万博終了後もなお、その理念を引き継ぐ構成とする。会場では、万博公式キャラクター「ミャクミャク」を想起させるイメージカラーや、「いのちの輝き」を象徴する作品を中心に展示が行われる予定だ。

 会場には、池田満寿夫、須田剋太、清水九兵衞、横尾忠則など、大阪府20世紀美術コレクションを代表する作品が並ぶ予定。近代から戦後、現代へと連なる表現の広がりを、無料で気軽に体感できる貴重な機会となりそうだ。

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