「横浜トリエンナーレガイド」が横浜市内の小・中・高等学校など約650校に配布

第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」の鑑賞をサポートする「横浜トリエンナーレガイド」が、4月10日より横浜市内すべての小学校、中学校、高等学校など約650校に順次配布される。

「横浜トリエンナーレガイド」 「みなとみらいぼうけんすごろく」(小学校1・2・3年生向け)。横浜トリエンナーレが開催されている会場のめぐり方、作品の楽しみ方をシミュレーションできるすごろくゲームとなっている

 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」の鑑賞をサポートする「横浜トリエンナーレガイド」が、4月10日より横浜市内すべての小学校、中学校、高等学校など約650校に順次配布される。

 このガイドは、児童・生徒たちに、現代アートをより身近に感じてもらうことを目的に、横浜美術館教育普及グループの協力のもと作成されたもの。ガイドは、小学1年生から3年生向け、小学4年生から6年生および中学生向け、高校生向けの3種類が用意されており、トリエンナーレに展示されているアート作品やアーティストの取り組み、見どころ、そして美術館での過ごし方などについて紹介されている。

「横浜トリエンナーレガイド」 「冒険ノート」(小学校4・5・6年生、中学生向け)。現代アートの作家や作品が、より身近に感じられるゲーム。2択のどちらかを選びながら様々な作品に出会うことができるといったものだ
「横浜トリエンナーレガイド」 「Wild Grass News」(高校生向け)。アーティストやデザイナーを紹介した、ジャーナル仕立ての読み物。制作の背景や作家の意図がわかり、鑑賞の手がかりとなる

 なお、同トリエンナーレでは、このほかにも子供やファミリー、美術館にあまり馴染みのないアートビギナーや若者を対象にした、現代アートに親しむツールやプログラムも多数用意されている。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてみてほしい。

編集部

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