現在改修休館中の三菱一号館美術館の新館長に、池田祐子氏が就任した。
池田氏は大阪大学大学院文学研究科博士課程後期終了後、京都国立近代美術館・国立西洋美術館主任研究員を経て、2019年4月から京都国立近代美術館学芸課長、2022年7月から24年3月まで副館長。専門はドイツ(語圏)近代美術・デザイン史で、2022年に三菱一号館美術館で開催された「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展を監修した経緯がある。
池田氏は就任にあたって、自らの任務を「より幅広い人たちが『新しい私に出会う』プラットフォームとして、一層その存在感を高めていくことにあると考えています」とコメント(プレスリリースより抜粋)。また、秋のリニューアルオープンに伴い、従来の展覧会場のほかに新たな2つのスペースを設置することも明らかにした。
そのうちのひとつ「小展示室」では、開館以来の収蔵作品と寄託作品を、各学芸員が独自の切り口で展示・紹介。また多目的室「Espaceエスパス 1894」を開設し、レクチャーなど関連事業の更なる展開を目指すという。
なお11月23日から2025年1月26日まで、「三菱一号館美術館 再開館記念『不在』―ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック」展が開催される。