2022.11.29

札幌国際芸術祭2024、6つの会場が決定

3年に一度開催される「札幌国際芸術祭」。その次回展について、会場が発表された。

札幌国際芸術祭ウェブサイトより

 2014年の初回より、3年に1度開催されてきた「札幌国際芸術祭」(Sapporo International Art Festival、略称SIAF)。冬季開催となる次回展「札幌国際芸術祭2024」(2024年1月20日〜2月25日)の会場が発表された。

 会場は合計で6つ。札幌駅近郊では、東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)、「さっぽろ雪まつり」大通2丁目会場、札幌文化芸術交流センターSCARTS、そして北海道立近代美術館の4つが会場となる。このうち道近美以外はSIAFで初めて使用される場所だ。

 また、これまでもSIAFで使用されてきた札幌芸術の森美術館とイサム・ノグチの設計で知られるモエレ沼公園も会場となる。

 SIAFはこれまで初回(2014)を坂本龍一が、2回目(2017)を大友良英がディレクターを務め開催されてきたが、3回目となる2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止となった。2024年のテーマは「LAST SNOW」で、ディレクターは小川秀明が務める。アーティストや作品など、展示企画概要については来年初旬の発表が予定されている。