アーツカウンシル東京と東京都は、2020年に向け文化の面から盛り上がりを図るため「Tokyo Tokyo FESTIVAL」として様々な文化プログラムを展開している。その一環である「Tokyo Tokyo FESTIVAL助成」は、目的を共にし、文化の魅力あふれる都市東京の実現をめざす芸術団体、民間団体、企業等が実施する様々なプロジェクトを支援する助成として2016年にスタートした。
20年に向け、これまでのべ97団体に総額約6億4000万円を交付してきたこの助成。今回の申請上限額も、これまでに引き続き1プロジェクトに対する上限は2000万円(助成率はフラッグプロジェクト支援のみ助成対象経費の1/4以内、他は1/2以内)となる。
今回から、これまでの「気運醸成プロジェクト支援」カテゴリーを、その次のステージを目指す「フラッグプロジェクト支援」とし、より多くの都民がTokyo Tokyo FESTIVALに参加できるインパクトや話題性のあるプロジェクトや、芸術文化団体の成長など20年以降につながる価値へつながる「旗」となる事業を支援。
また「海外発文化プロジェクト支援」では、海外アーティストらの新しい作品に人々が触れる機会を提供する事業に加え、国際的な創造活動拠点としての東京の魅力を高めるべく、共同制作などを通じた新たな芸術創造につながる活動を支援する。
19年度の助成(第1期)の対象となる分野は、音楽、演劇、舞踊、美術、写真、文学、メディア芸術(映像、マンガ、アニメ、ゲームなど)、伝統芸能、芸能、生活文化(茶道、華道、書道、食文化など)、ファッション、建築、特定のジャンルにとらわれない芸術活動(複合)など様々。
1月29日、2月1日にはアーツカウンシル東京にて説明会も開催されるため、気になる方は事前申し込みのうえ参加してみてはいかがだろうか。