今年9月に神戸で初開催される「アート・プロジェクト:TRANS- 」。「TRANS」とは、「越えて」「向こう側へ」などの意味を含む接頭語であり、本プロジェクトは、現代美術を切り口に「何か」を飛び越えるための実践を行う。
世界各地で開催されてきた大規模な芸術祭とは異なり、招聘作家は、やなぎみわとグレゴール・シュナイダーの2名に絞られた同アート・プロジェクト。会期中は、神戸の3つのエリアを舞台に、美術作品や野外劇など様々な仕掛けが出現する。
加えて、来場者が現代美術を身近に感じ、あらゆる角度から神戸の街に親しみを持てるような、来場者向けの体験型イベント「パブリックプログラム」を実施。ワークショップやトークイベント、関連映像/映画の上映など、市民、観光客、学生、高齢者、誰でも楽しめるイベントを開催することで、アートをきっかけに「創造する豊かさ」の提供を試みる。
そして現在、同プロジェクトは、この「パブリックプログラム」の企画を公募中だ。「TRANS- 」の意義に沿った企画であれば、ジャンルはアートに限らないという。応募事項などの詳細は、公式サイトをチェックしてほしい。