ダムタイプ『2020』がついに世界初演。24年ぶりの新作パフォーマンスを京都で上演【2/2ページ】

1984年の結成から、表現領域を横断

 ダムタイプは1984年に京都で活動を開始。美術、映像、音楽、建築、デザイン、コンピューター・プログラミングなど異なる背景を持つメンバーが、プロジェクトごとに流動的なチームを形成しながら共同制作を続けてきた。パフォーマンス、インスタレーション、映像など既存のジャンルを横断しつつ、テクノロジーと身体、情報、ジェンダーやセクシュアリティ、社会をめぐる問題を扱う表現で国際的な評価を確立している。

ダムタイプ

 これまでの代表的なパフォーマンスには『pH』(1990)、『S/N』(1994)、『OR』(1997)、『memorandum』(1999)、『Voyage』(2002)などがある。2018年にはポンピドゥー・センター・メッスで個展「DUMB TYPE | ACTIONS + REFLECTIONS」を開催し、同展は19〜20年に東京都現代美術館へ巡回した

 また22年には坂本龍一を新メンバーに迎え、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館で新作インスタレーション《2022》を発表。23年にはその帰国展「ダムタイプ|2022: remap」が東京・アーティゾン美術館で開催された。現在はミュージアムタワー京橋でも最新のパブリック・インスタレーションが展示されている。

20名のクリエイションメンバーが参加

 今回の『2020』には、池田亮司、大鹿展明、尾﨑聡、白木良、砂山典子、高谷史郎、高谷桜子、田中真由美、泊博雅、濵哲史、原摩利彦、平井優子、藤本隆行、古舘健、薮内美佐子、アオイヤマダ、山中透、吉本有輝子、東岳志、浪川洪作の20名がクリエイションメンバーとして参加。ダムタイプとロームシアター京都が制作し、再演においてはベルリン芸術祭とロームシアター京都が共同委嘱する。

ダムタイプ『2020』より 撮影:井上嘉和

 京都での世界初演後にはドイツ公演も決定しており、2027年1月15日〜17日にベルリン芸術祭の舞台芸術シーズン2026/27の一環として、ベルリン祝祭劇場(Haus der Berliner Festspiele)で上演される予定だ。

 京都公演は12月11日19時、12日14時・19時、13日14時の全4公演で、各回終了後にはトークも予定されている。チケットは8月29日より一般発売される。

編集部

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