画業の全体像を捉え直す
本展では、大阪府が所蔵する『街道をゆく』の挿絵や抽象画といったコレクションと、個人蔵の作品を中心に約100点を一堂に展示。官展時代の初期具象作品から1950年代以降の抽象表現、人物画や静物画にいたるまで、多岐にわたるジャンルと技法で描き続けた画業の全体像を捉え直すものになる予定だ。


また、絵画作品にとどまらず、須田が様々な媒体に遺した「造型論(芸術論)」にも着目。児童詩誌『きりん』(1948〜70、日本童詩研究会)への参画や現場での造型教育など、子供の美術教育への傾倒や、そこから覗く自身の制作哲学を多角的に浮き彫りにすることを目指す。
会期中には、美術作家の中ハシ克シゲによる講演会「剋太の『造型』をめぐって」や、画家の黒宮菜菜を講師に迎えたワークショップ「剋太にまなぶ絵肌づくり」などの関連イベントも実施される予定だ。
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