EXHIBITIONS

河口龍夫 「河関係—無関係 湖畔にて」

2026.10.17 - 12.20

河口龍夫《関係―無関係・脈拍 絵画》(2025〜) 撮影:齋藤さだむ

 千葉県市原市の市原湖畔美術館で、河口龍夫の個展 「関係—無関係 湖畔にて」が開催される。会期は10月17日〜12月20日。

 河口は、多摩美術大学絵画科を卒業し、60年代より「関係」という概念を軸に国内外で創作活動を続ける。筑波大学などで後進を育て、現在は千葉県長生村のアトリエを拠点に制作を行う。第15回日本現代藝術振興賞や第58回毎日芸術賞を受賞し、「東京ビエンナーレ」や「大地の魔術師展」などの国際展参加のほか、千葉市美術館や東京国立近代美術館などで個展を開催してきた。

 本展では、美術館の建築空間と湖畔の周辺環境に触発された新作インスタレーションと、房総のアトリエで制作された未発表作品を中心に紹介する。湖を臨む展示室や建築空間を創作に取り込んだサイトスペシフィックな作品や、身近な生物、身体の変化、時間に焦点を当てた作品群を展開。あわせて、河口を導いた美術評論家・中原佑介(1931〜2011)へのオマージュとして「関係」を巡る思考の現在を展覧する。