福岡市の福岡アジア美術館で、「Mr.の個展:いつかある晴れた日に、きっとまた会えるでしょう。」が開催される。会期は4月24日~6月21日。担当は田川市美術館館長の工藤健志。
Mr.(ミスター)は1969年生まれ。カイカイキキ所属アーティスト。96年のデビュー以降、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、オタク文化といったサブカルチャーを取り込み、日本固有のポップカルチャーを現代アートの文脈で昇華させた独自の表現を展開してきた。村上隆が提唱した「スーパーフラット」(*)の重要な担い手として知られ、幼少期の記憶やアニメ的キャラクター、元ヤンキーとしてのストリート的な感性を用いて、現代日本のカオス的な状況を再構築している。

本展は、Mr.による11年ぶりとなる国内個展であり、日本の公立美術館では初となる大規模個展となる。会場には、新作を含む平面作品、巨大立体作品、大規模インスタレーション、映像など80点以上の作品を展示。これらを通じて、Mr.の本質と魅力にせまる内容となる。
なお、会期中には、Mr.によるシンポジウムやトークを開催。また、同じく福岡市内にあるArtist Cafe Fukuokaと連携したワークショップやパフォーマンスも開催が予定されている。




*──日本の伝統的絵画の平面性と現代のアニメやマンガの視覚表現を接続することで、日本の視覚文化の連続性を主張する芸術運動。


























