今週末に見たい展覧会ベスト15。「FUJI TEXTILE WEEK 2025」から「拡⼤するシュルレアリスム」展まで【3/8ページ】

「生誕151年からの鹿子木孟郎 ―不倒の油画道―」(泉屋博古館

展示風景より

 京都にある泉屋博古館で、特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎 ―不倒の油画道―」が開催されている。会期は12月14日まで。レポートはこちら

 本展は、鹿子木の生誕150年を記念し、その画業を初期から晩年まで通観するものである。天彩学舎や不同舎での素描、フランス留学時代の作品、そして帰国後の関西美術院や下鴨家塾での活動を通じ、鹿子木の一貫した写実追求の姿勢を明らかにする。また、ローランスの影響を手がかりに、日本洋画史における写実表現の展開とその意義を検証する試みとなっている。

会期:[前期]2025年9月27日~11月3日[後期]11月5日~12月14日
会場:泉屋博古館
住所:京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般1200円/ 学生800円 / 18歳以下無料・障がい者手帳等ご呈示の方は本人ならびに同伴者1名まで無料 ※本展覧会の入場料でブロンズギャラリーも入場可能

ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代 特集展示「殷周青銅器 解体新書」(泉屋博古館

 京都にある泉屋博古館で「ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代 特集展示『殷周青銅器 解体新書』」が開催されている。会期は12月14日まで。

 今年、約半世紀ぶりのリニューアルを迎えた泉屋博古館では、世界最高峰とも称される住友コレクションの青銅器を、新しくなったブロンズギャラリーで一挙に公開。動物をかたどったものから、金属ならではの造形まで、中国古代の青銅芸術を堪能することができる。

 秋季では、殷周青銅器の鋳造技術を取り上げる特集展示「殷周青銅器 解体新書」を公開。台湾中央研究院歴史語言研究所、芦屋釜の里との共同研究にもとづく成果を公開し、その謎に当時の鋳型づくりの角度から迫る内容となっている。

会期:2025年9月27日~12月14日
会場:泉屋博古館
住所:京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
電話番号:075-771-6411
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:月
料金:一般 1200円 / 学生 800円 / 18歳以下 無料、障がい者手帳等をご提示の方と同伴者1名 無料