今週末に見たい展覧会ベスト15。「FUJI TEXTILE WEEK 2025」から「拡⼤するシュルレアリスム」展まで【2/8ページ】

「FUJI TEXTILE WEEK 2025」

展示風景より、柴田まお《Blue Lotus》

 山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域で、布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2025」が開催されている。会期は12月14日まで。レポートはこちら

 FUJI TEXTILE WEEKは、織物の街・富士吉田市を舞台に、テキスタイルを軸としてアートとデザイン、そして地域文化を結びつける芸術祭だ。今年のテーマは「織り目に流れるもの」。織物の表層の下に流れる音や手のリズム、記憶、土地の気配といった目に見えない力に注目し、織物の文化的・歴史的背景を探る試みとして開催されている。

 例年同様、繊維工場や問屋建物などの地域資源を展示会場として活用し、アーティストの作品を通して新たな創造的視点を提示するものとなっている。

会期:2025年11月22日~12月14日
会場:⼭梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域
住所:山梨県富士吉田市下吉田本町
開館時間:10:00~17:00
料金:一般 2500円 / 学生 2000円 / 高校生以下および18歳未満 無料

東京ビエンナーレ2025

展示風景より、佐藤直樹《そこで生えている。》

 東京の地場に発する国際芸術祭「東京ビエンナーレ2025」が開催されている。会期は12月14日まで。レポートはこちら

 東京ビエンナーレは、東京のまちを舞台に2年に1度開催される国際芸術祭。世界中から幅広いジャンルのアーティストやクリエイターが東京のまちに集結し、地域住民の人々と一緒につくり上げられる。3回目となる今回は「いっしょに散歩しませんか?」をテーマに、まちを歩く芸術祭としての魅力を探究するものとなっている。

 会場は、拠点展示に、東叡山 寛永寺、エトワール海渡リビング館。そのほか、歴史的建築物、公共空間、店舗、遊休化した建物などの展示エリアに、上野・御徒町エリア、神田・秋葉原エリア、水道橋エリア、日本橋・馬喰町エリア、八重洲・京橋エリア、大手町・丸の内・有楽町エリアと広く展開されている。

会期:2025年10月17日~12月14日
会場:都内各所6エリア(上野・御徒町エリア、神田・秋葉原エリア、水道橋エリア、日本橋・馬喰町エリア、八重洲・京橋エリア、大手町・丸の内・有楽町エリア) 
料金:[2会場共通チケット(エトワール海渡リビング館、東叡山 寛永寺)]一般 3000円 / 学生 1800円[会場別チケット(エトワール海渡リビング館)]一般 2200円 / 学生 1500円[会場別チケット(東叡山 寛永寺)]一般 1200円 / 学生 500円 ※高校生以下は無料