美術家のリチャード・タトルと建築家の青木淳による二人展「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催される。会期は2026年7月18日〜9月23日。

リチャード・タトルは1941年米・ニュージャージー州生まれ。1960年代後半からミニマル・アート以後の彫刻やドローイングの可能性を拡張してきたアメリカを代表する現代美術家のひとりだ。小さな素材やかすかな形態、繊細な色彩によって、見ることそのものの経験を根底から問い直してきた。
青木淳は1956年神奈川県生まれ。金沢21世紀美術館や青森県立美術館、ルイ・ヴィトン表参道店などを手がけた、日本の現代建築を代表する建築家のひとりだ。人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容し、自由なふるまいを受け止める場としての建築をつくることに重きを置いてきた。
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