「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」(ポーラ美術館)

神奈川・箱根にあるポーラ美術館で、ライアン・ガンダーの最新作を紹介する展覧会「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」も11月30日に終了する。レポート記事はこちら。
ライアン・ガンダーは1976年生まれ。イギリス・サフォークを拠点に活動するアーティストで、絵画、彫刻、映像、テキスト、VRインスタレーションから建築、出版物や書体、儀式、パフォーマンスまで、幅広い作品と実践を通して芸術の枠組みやその意味を問い直してきた。また展覧会のキュレーション、大学や美術機関での指導、また子供を支援する活動にも熱心に取り組んでおり、芸術や文化の普及にも携わっている。
本展では館内の様々なスペースで、全18点におよぶ作品の数々を紹介。大半が日本初公開の新作であり、本展のための新作も多数公開されている。
会期:2025年5月31日〜11月30日
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
料金:大人 2200円 / 大学・高校生 1700円 / 中学生以下無料
「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」(豊田市美術館)

豊田市美術館で「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が11月30日に閉幕する。レポート記事はこちら。
本展は、中嶋泉による著書『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(2019、ブリュッケ)で示された視点を基盤とし、日本の近現代美術史を新たな観点からとらえ直そうとするもの。「アンチ・アクション」という概念にもとづき、草間彌生、田中敦子、福島秀子をはじめとする14名の女性作家によるおよそ120点の作品を通して、彼女たちそれぞれの時代における応答と挑戦の軌跡を提示する。
出品作家は、赤穴桂子、芥川(間所)紗織、榎本和子、江見絹子、草間彌生、白髪富士子、多田美波、田中敦子、田中田鶴子、田部光子、福島秀子、宮脇愛子、毛利眞美、山崎つる子。
会期:2025年10月4日~11月30日
会場:豊田市美術館
住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1
電話番号:0565-34-6610
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
料金:一般 1500円 / 高校・大学生 1000円 / 中学生以下 無料
「国際芸術祭『あいち2025』灰と薔薇のあいまに」(愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか)

国際芸術祭「あいち 2025」が、11月30日まで開催されている。レポート記事はこちら。
同芸術祭では、昨年の『ArtReview』によるアート界の影響力ランキング「Power 100」で1位に選出されたフール・アル・カシミが芸術監督を務め、「灰と薔薇のあいまに」というテーマのもと、世界中から集められたアーティストたちが、私たちが生きる環境について、様々な視点で物語を表現する予定となっている。主な会場となるのは、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかなど。
また、会期中には「ポップ・アップ!」という巡回展示が県内の4つの市町で開催され、参加アーティストのうち15組程度が作品を展示。入場は無料で、豊田市(豊田市民芸館)、設楽町(旧設楽町立田峯小学校)、大府市(大府市歴史民俗資料館、大府市役所)、豊川市(豊川市桜ケ丘ミュージアム)の各会場で開催されている。
会期:2025年9月13日〜11月30日
会場:愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市内各所
料金:[フリーパス]一般 3500円 / 学生 2300円、[1DAYパス]一般 2100円 / 学生 1400円



















