「セタブン30祭」が開催。世田谷文学館の開館30周年を記念した展覧会やイベントを実施【3/4ページ】

 また、漫画家・詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者など多彩な活動を繰り広げた『アンパンマン』の生みの親・やなせたかし(1919〜2013)。やなせの原作を映画化した『やさしいライオン』(1970/1998)、『ハルのふえ』(2012)を上映する。

映画『やさしいライオン』(1970/1998) ©手塚プロダクション

 9月6日には、世田谷文学館がこれからの文学振興において、どのような存在であるべきかを考える記念シンポジウム「文学、この素晴らしきもの──21世紀の文学と文学館の役割」を開催。ファシリテーターは紅野謙介(公益財団法人日本近代文学館専務理事・日本近代文学研究者)、パネリストに荻野アンナ(神奈川近代文学館・館長、公益財団法人神奈川文学振興会・理事長、作家)、鴻巣友季子(公益財団法人せたがや文化財団・理事、日本文藝家協会・常務理事、翻訳家)、保坂展人(世田谷区長、オンライン出演)、亀山郁夫(世田谷文学館館長、ロシア文学者)が名を連ねる。

編集部