「Home Away from Home」(ポーラ ミュージアム アネックス)

東京・銀座にあるポーラ ミュージアム アネックスで開催されている、都市の記憶や移動の痕跡を、重層的な筆致と独自のカリグラフィーで描き出してきたアーティスト、ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」が7月27日に閉幕する。レポートはこちら。
1973年にマイアミで生まれたホセ・パルラは、プエルトリコやキューバなど多様な移民文化の影響を受けながら育ち、都市生活と芸術の関係性を主題に、独自のビジュアル・ランゲージを築いてきた。
現在はニューヨークを拠点に国際的に活動するパルラにとって、日本は20年以上にわたり何度も訪れてきた特別な場所であり、本展は彼にとって“もうひとつの故郷=Home Away from Home”をテーマに、その創作の軌跡と現在地をたどる貴重な機会となっている。
なお同時開催している、東京・六本木のKOTARO NUKAGAでの個展は8月9日まで。
会期:2025年6月20日〜7月27日
会場:POLA MUSEUM ANNEX
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:無料
今週開幕
「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」(渋谷ストリーム ホール)

渋谷ストリーム ホールで、建築家・内藤廣による展覧会「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」が開幕した。会期は8月27日まで。
同展は、2023年に島根県芸術文化センター「グラントワ」内・島根県立石見美術館で開催された大規模回顧展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」をもととしており、今回は、渋谷を舞台とするかたちで新たに企画されている。
3フロアからなる会場は、それぞれ「学生時代から代表作まで」「近年作・Unbuilt作品」「都市の対比:渋谷と益田」の章立てで構成される。内藤の思考を「赤鬼」と「青鬼」の視点で紐解くとともに、全45点のプロジェクトを通じて、その約半世紀にわたる建築思考が多角的に紹介されている。
会期:2025年7月25日〜8月27日
会場:渋谷ストリーム ホール
住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3
開館時間:11:00〜20:00
休館日:会期中無休
料金:一般 1500円 / 大学生以下 1000円 / 未就学児 無料 ※学生料金は学生証を要提示



















