10坪の実験スペース。西銀座駐車場地下にSony Park Miniがオープン

Ginza Sony Parkが2024年に完成を目指す新・Ginza Sony Parkに向けた新たな活動として、実験的POP-UPスペース「Sony Park Mini」を西銀座駐車場地下1階にオープンさせた。

 東京・銀座の数寄屋橋交差点で建設工事中の新たなGinza Sony Park。その2024年の開業を前に、実験的なポップアップスペース「Sony Park Mini」が誕生した。

 Sony Park Miniが位置するのは、Ginza Sony Parkに隣接する西銀座駐車場の地下1階。10坪(約30.0平米)という文字通りミニなスペースだ。「アーティストの鼓動を感じるプログラムを起動し続ける」ことをコンセプトにしたこのスペースでは、音楽、映画、アート、食、ファッション、ショッピングなど幅広い分野をテーマに、年間を通じて30以上のプログラムが実施される。

Sony Park Mini

 プログラム第1弾は、音楽家・江﨑文武が参加する「Ayatake Ezaki presents None Session」(3月23日〜4月5日)となり、第2弾目以降には、現代美術家・玉山拓郎(4月6日~4月19日)、画家・門田千明(4月20日~5月2日)、映画監督・空音央と映画キュレーター・増渕愛子(5月3日~5月16日)のプログラムがラインナップされている。ここでの実験結果を検証しながら、2024年の新・Ginza Sony Parkで展開するプログラムや他都市への拡張の可能性を探るという。

Ayatake Ezaki presents None Session

 なおSony Park Mini内は「西銀座駐車場コーヒー」(テイクアウトのみ)も併設。厳選されたコーヒー豆から抽出したアメリカーノやカフェラテをはじめ、冷たいミルクでゆっくりとコーヒーを抽出したミルクブリューや、オリジナルのレモネードなどのほか、ヴィーガンドーナツやクッキーも販売されている。気軽に立ち寄ってみたいスポットだ。

西銀座駐車場コーヒー

編集部

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