大庭大介と鬼頭健吾が教え子4名とグループ展を開催。学外での競演はどのような化学反応をもたらすのか
大庭大介、鬼頭健吾、今西真也、大久保紗也、小谷くるみ、和田直祐によるグループ展「大鬼の住む島」が、東京都文京区のWAITINGROOMで開催される。会期は9月21日〜10月20日。
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大庭大介、鬼頭健吾、今西真也、大久保紗也、小谷くるみ、和田直祐によるグループ展「大鬼の住む島」が、東京都文京区のWAITINGROOMで開催される。本展は、京都造形芸術大学で教鞭を執る大庭と鬼頭、そしてその教え子である卒業年の異なる4名が競演する初の展覧会となる。会期は9月21日〜10月20日。
2012年、大庭が同大学大学院で指導することになった当時は、アーティストを目指す学生は少なく、また学生同士の縦や横のつながりやシェアスタジオなども皆無で、修了後に活躍する卒業生はほぼいない状態だったという。
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2年後の14年にベルリンから帰国した鬼頭が、新たな指導者として大学院に加わり、それから5年の月日が経ったいま、展覧会参加やコンペティション受賞、ギャラリーへの所属など、国内外で活躍する修了生が徐々に増えてきている。そんな同大学の卒業制作展には、東京からも多くのギャラリストやコレクターが気鋭の人材を探すために足を運ぶ。また卒業後も、大庭・鬼頭と卒業生の関係性は継続して続き、卒業生と在校生も定期的に意見を交換する機会があるため、この数年で大学の層は厚みを増し、絆を深めているという。
大学という場で出会い、教え、教えられる立場にあり、またともに励ましあい競いあうアーティスト仲間でもある6名による本展。いったいどのような化学反応が起こるか注目したい。
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