季節ごとに作品を現地制作!鬼頭健吾の10か月にわたるプロジェクト

インスタレーションを中心に国内外で作品を発表しているアーティスト、鬼頭健吾が、ハラ ミュージアム アークで個展を開催中。2018年1月までの会期中に、季節に合わせ3回の展示替えを行う。

鬼頭健吾 untitled (hula-hoop) 2015 photo by shinya kigure

 鬼頭健吾は、1977年愛知県生まれ。インスタレーションをはじめ絵画や立体など多様な作品を国内外で発表している。

 これまでの主な展覧会は「ベリー ベリー ヒューマン」(豊田市美術館、2005年)、「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(森美術館、07-08年)、「アーティスト・ファイル2011─現代の作家たち」(国立新美術館、11年)、「Mono No Aware. Beauty of Things. Japanese Contemporary Art」(エルミタージュ美術館、13-14年)、「Migration “回遊”」(群馬県立近代美術館、15年)など。

 本展は、10か月の長期にわたって開催され、春・夏・秋冬と季節ごとに展示替えが行われる。それぞれの会期ごとに、現地制作された3つのまったく異なる大型インスタレーション作品が発表される予定だ。

 開催中の春季展「鬼頭健吾 Multiple Star Ⅰ」では、鬼頭が長年にわたって手がけているフラフープを素材としたインスタレーション作品を展示。スペース全体を使って、カラフルでダイナミックな作品が展開される。

編集部

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