
春休みは美術館へ! 4つの美術館で学生無料ウィークが開催中
東京駅周辺の4つの美術館が、2018年3月3日〜18日の期間限定で学生の入館料が無料になる「学生無料ウィーク」を開催中。

東京駅周辺の4つの美術館が、2018年3月3日〜18日の期間限定で学生の入館料が無料になる「学生無料ウィーク」を開催中。

東京・外神田にあるアーツ千代田3331を会場に、毎年開催されているアートフェア「3331アートフェア」が7回目の開催を迎えた。同フェア恒例となった「コレクター・プライズ」をはじめ、過去最大規模となった今回の見どころをお届けする。

1950年に設立され、60年以上の歴史を誇る学生のためのアートコンペ「第67回学展」。その大賞を受賞した中学3年生の宍戸琴美による《お父さん・58歳》と、創作あーちすと「のん」らゲストアーティストの作品がパリ・ルーヴル美術館の地下にあるカルーゼル・ド・ルーヴルで展示された。

平成29年度(第68回)の芸術選奨文部科学大臣賞19名と同新人賞11名が発表された。対象は演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11部門。

2018年4月にリニューアルオープン予定の建築倉庫ミュージアムが、リニューアル後初となる企画展「ル・コルビュジエ / チャンディガール展 ―創造とコンテクスト―」を2018年5月26日から開催する。

3月8日から(一般会期は9日から)開催される国内最大のアートフェア「アートフェア東京」。ここで初出展となるペロタンが、中国を代表するアーティスト・徐震(シュー・ジェン)の作品を発表する。自らを「ポップアーティスト」と称する徐震とは何者なのか? また東京で何を見せるのか? 上海のスタジオで話を聞いた。

植物をテーマにした活動を続けている写真家・渡邊耕一。そのライフワークとも言える雑草の「イタドリ」を追うプロジェクトの、全体像を示す初めての展覧会が資生堂ギャラリーで開催されている。本展を、「第8回恵比寿映像祭 動いている庭」(2016)を手がけた東京都写真美術館学芸員・田坂博子がレビューする。

グラフィックアーティスト・YOSHIROTTENの個展がTOLOT/heuristic SHINONOMEで開催される。「見えないものの可視化」をテーマに、グラフィック、映像、インスタレーション、立体など新作約30点を発表。会期は2018年3月10日〜29日。

1999年から2008年までの10年間にわたり開催されていた「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション(SNDC)」が10年ぶりに再開。「しるしの価値」をテーマに、喜多俊之、後藤陽次郎、中村勇吾、原研哉、深澤直人の5人を審査員に迎えて作品を募集する。

光を駆使した作品で知られる現代アート作家 オラファー・エリアソン。彼のスタジオの共同キッチンから生まれる旬の食材を使用したベジタリアンレシピが紹介された書籍の日本語版が発売される。

2017年に84年ぶりに再発見され、雪舟の真筆と確認された「幻の作品」である《倣夏珪山水図》。昨年末に山口県立美術館の「雪舟発見!展」で展示されたこの作品が、東京国立博物館の特別展「名作誕生―つながる日本美術」にて公開されることとなった。

テキスタイル・デザイナーの須藤玲子が、展示デザイナーのアドリアン・ガルデール、ライゾマティクスの齋藤精一とのコラボレーションで制作したインスタレーションを発表する。六本木・国立新美術館最大の展示空間に約300匹のこいのぼりが泳ぎ回る。会期は2018年4月11日〜5月28日。

今年で13回目を迎える日本最大級のアートフェア「アートフェア東京2018」では、過去最多となる164の出展者が集う。ここでは初出展となる29ギャラリーの中から、とくに注目したい7ギャラリーをピックアップして紹介する。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年3月号では、セザンヌの風景画に地質学の観点から迫る作品論や、熊谷守一の生涯を綴った評伝など4冊を取り上げた。

第30回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年3月号の「今月の1冊」は、ドレスデン美術館内にある「ゲルハルト・リヒター・アーカイヴ」のディレクター を務めるディートマー・エルガーの著書『評伝 ゲルハルト・リヒター』を取り上げる。

公益財団法人クマ財団が、次代を担う学生クリエイターの活動を支援・育成することを目的に、昨年から始めた「クリエイター奨学金」。その第一期奨学生50人の中から、現代美術の分野でとくに注目したいアーティスト7人をピックアップ。全3回にわたって紹介する。最後となる第3弾は、存在をテーマに彫刻をつくる細井えみかと、デザインビジネスも手がける中村暖、糸を使った彫刻やインスタレーションを生み出す後藤宙の3人。

映像作家の荒木悠が「ボルボ スタジオ 青山」で作品を展示。「美術手帖×VOLVO ART PROJECT」第3弾として、デヴィッド・リンチの映画をモチーフとした最新作《LOST HIGHWAY(Sweded)》を上映する。会期は3月9日〜17日。

川崎市岡本太郎美術館で展覧会「岡本太郎の写真ー採集と思考のはざまに」が開催される。岡本が取材先、旅先で切り取ったイメージを通して、その眼差しを追体験する。会期は2018年4月28日〜7月1日。

現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京では、現代中国を代表する映像作家、ヤン・フードンの個展「The Coloured Sky: New Women Ⅱ(彩色天空: 新女性 Ⅱ)」が開催されている。これまで「ドクメンタ」や「ヴェネチア・ビエンナーレ」への参加をはじめ、世界各国で活動してきたヤン・フードン。その作品の魅力とはいったいなんなのか? 詩人で多摩美術大学学長の建畠晢と、『美術手帖』編集長・岩渕貞哉が語り合った。

第12回
韓国の元大統領・朴正煕の地下シェルターを改築してつくられた展示施設「SeMA Bunker」で、ヒェウォン・クォンの個展「Dark Matter」が開かれた。この特殊な場所に存在する力学に対峙する本展を長谷川新が読み解く。