
DIC川村記念美術館は「ダウンサイズ&リロケーション」に決定。作品保有数4分の1へ
DIC株式会社は同社運営のDIC川村記念美術館について、「ダウンサイズ&リロケーション」する方針を固めた。

DIC株式会社は同社運営のDIC川村記念美術館について、「ダウンサイズ&リロケーション」する方針を固めた。

展覧会(2月1日~16日)とアートフェア(2月22日~24日)の二部で構成されるイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。次回は3人のキュレーターによる3つの展覧会が開催され、21ギャラリーがフェアに参加する。

年末年始も見ることのできる展覧会を首都圏を中心にピックアップ。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

第11回
数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は現代美術キュレーター・金澤韻のテキストをお届けする。

「亡船記」(十和田市現代美術館、2022)をはじめとする数々の展覧会で作品を発表し、詩集『そだつのをやめる』(2022)では第28回中原中也賞を受賞、またプラクティショナー・コレクティヴである「コ本やhonkbooks」の主宰としても知られる詩人・アーティストの青柳菜摘。言葉への興味が高まるいま、青柳に「言葉を鑑賞できる詩集」を選んでもらった。

注目のファッションブランド「T.T」による展覧会「T.T I-A 02 遺物の声を聴く 応用考古学の庭」が、東京・草月会館の石庭「天国」で12月29日まで開催されている。

太田記念美術館で、江戸時代の食文化の魅力を紹介する展覧会「江戸メシ」が2025年1月5日よりスタート。開幕に先駆けて、会場の様子をレポートする。

第10回
今回はTikTok、Instagram、 Youtubeなどで美術展や作品の紹介動画を発信するアカウント「耳で聴く美術館」を手がけるAviのテキストをお届けする。

大阪中之島美術館で、江戸時代末期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の画業を紹介する大規模な展覧会「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」が開催中。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

第9回
数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はアートウォッチャーのはむぞうによるテキストをお届けする。

今年6月、渋谷教育学園の敷地内に開館したUESHIMA MUSEUMが、2025年1月、新たに渋谷区千駄ヶ谷でUESHIMA MUSEUM ANNEXをオープンする。

11月、サザビーズ・ニューヨークのオークションでマウリツィオ・カテランの“バナナ”作品《コメディアン》(2019)が600万ドル以上の価格で落札され、大きな話題になった。アートマーケットの商業主義とセンセーショナリズムを象徴的に表現したこの作品は、現在の市場の矛盾を浮き彫りにしている。ロサンゼルス在住のアートジャーナリストであるCheyenne Assilが考察する。

第8回
数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はアーティスト・布施琳太郎のテキストをお届けする。

大阪中之島美術館で、チューリッヒを拠点に活動した日本人芸術家の吉川静子と、そのパートナーであり、スイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの軌跡をたどる大回顧展「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」がスタートした。会期は2025年3月2日まで。

小山市立車屋美術館で開催された「できごとども 五月女哲平、五月女政巳、五月女政平」展は、五月女家3代にわたる画家の作品を中心に構成された展覧会だ。絵画とキャプションが交差するなかで、地域の歴史や風景、人々の暮らしを静かに浮かび上がらせる本展は、言葉では語り尽くせない郷土の姿を映し出す。その魅力をThe 5th Floor ディレクターの岩田智哉が紐解く。

2025年に開催が予定されている展覧会でとくに注目されるものについて、訪問の前に知っておくとより展覧会を楽しめそうな書籍と映像を紹介。開催前に“予習”してみるのはいかがだろうか。

第7回
数多く開催された2024年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術批評家・菅原伸也のテキストをお届けする。

大阪中之島美術館で、江戸時代末期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の画業を紹介する大規模な展覧会「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」がスタートした。会期は2025年2月24日まで。

雨宮庸介の東京初となる美術館個展が、ワタリウム美術館で開幕した。25年にわたる彼のアートの歩みをたどる本展では、1999年の初期作品から最新のVR作品まで多彩な作品が展示され、現実と非現実、過去と未来が交錯する新たな視点を提示している。

阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年を前に、兵庫県立美術館で阪神・淡路大震災30年 企画展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」が開幕した。会期は25年3月9日まで。