10月
ヨーロッパ
10月にヨーロッパを訪れるなら、まずはロンドンへ。10月14日〜18日、「フリーズ・ロンドン」と「フリーズ・マスターズ」がリージェンツ・パークで開催され、両フェアには48ヶ国・地域から約300のギャラリーが集まる。フリーズ・ロンドンではキャロル・インホワ・ルー(盧迎華)がキュレーションする新セクター「The Code Universe」も展開されるなど、フェアとともに市内各所の展覧会を巡るフリーズ・ウィークを楽しみたい。

翌週はパリへ移動し、10月23日〜25日の「アート・バーゼル・パリ」へ。今年はカリム・クリッパのディレクター就任後初の開催となり、グラン・パレに41ヶ国・地域から200以上の出展者が参加する。ロンドンとパリを結ぶ旅程に余裕があれば、少し足を延ばして国際展を組み込むのもいい。ヴェネチアではコヨ・クオが構想した「第61回ヴェネチア・ビエンナーレ」が11月22日まで開催中。また、ドイツ・ルール地方の4都市・12の旧教会を舞台とする「マニフェスタ16」は10月4日までなので、月初に渡欧するならこちらも候補に入れたい。
東南アジア・台湾
いっぽう、東南アジアに目を向けると、10月2日〜4日に「アート・ジャカルタ」がジャカルタのJIExpo Kemayoranで開催され、アジア各地から73のギャラリーが参加する。続く10月15日〜18日には、クアラルンプールで新たなアートフェア「ART KL」が初開催。1990年以降生まれの東南アジアの若手作家に焦点を当て、10ギャラリーによるプレゼンテーションを展開する。そして月末の29日には第5回「バンコク・アート・ビエンナーレ」が開幕。「ANGELS & MARA」をテーマに、寺院、美術館、商業施設などタイ・バンコク各地を舞台に展開される。

さらに10月30日〜11月2日には、台北世界貿易センター1館で「ART TAIPEI 2026」が開催される。毎年秋の台北を代表するアートフェアであり、アジア太平洋地域における国際的なアート交流のプラットフォームとしても注目したい。



















