12月
アメリカ
12月に入ると、アート界のカレンダーもいよいよ終盤へ。年内最後の大きな目的地となるのが、アメリカ・マイアミだ。12月1日〜6日の「Design Miami」に続き、4日〜6日には「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」が開催。後者には世界各地から主要ギャラリーが集まり、近代から最新の現代美術までを紹介する。

この時期のマイアミの魅力は、メインフェアだけではない。市内では「NADA Miami」や「Untitled Art」などのサテライトフェアが相次いで開催されるほか、美術館やコレクション、ギャラリーも展覧会やイベントを展開。街全体が巨大なアートウィークへと変貌する。マイアミ・アートウィークを終えると欧米のアート界はクリスマス休暇へと向かい、春から続いた国際的なアートカレンダーもひと段落する。
オーストラリア
いっぽう、季節が夏へと向かう南半球では、12月13日にオーストラリア・メルボルンで「NGVトリエンナーレ2026」が開幕する。4回目となる今回は、35ヶ国から約100組のアーティストやコレクティブが参加。NGVインターナショナルの全館を使い、25点の世界初公開となるコミッションを含む80以上のプロジェクトを展開する。

ジェニー・ホルツァー、ヴォルフガング・ティルマンス、ザネレ・ムホリ、サラ・ジー、シルパ・グプタ、ウー・ツァン、オーシャン・ヴオンら国際的な作家に加え、オーストラリアのアーティストも多数参加。現代美術のみならずデザイン、建築、ファッションまでを横断し、「変容」を様々な角度からとらえる。会期は2027年4月11日まで、入場無料。
2026年の後半も、世界各地で大型展やアートフェアが目白押し。本記事とあわせて「2026年下半期に開館する、世界の注目美術館・アート施設8選」もチェックしながら、展覧会だけでなく新しい美術館や、その土地のアートシーンまで組み込んだ旅を計画してみてはいかがだろう。



















