首都圏から日帰りで行けるアートスポット:伊豆編
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熱海山口美術館

 熱海山口美術館は2020年に開館した熱海の新しいアートスポットだ。ジョルジュ・ルオー、ピエール=オーギュスト・ルノワール、パブロ・ピカソ、岡本太郎など、世界の様々な著名アーティストの作品約1700点を所蔵している。

熱海山口美術館の外観
熱海山口美術館の展示室

 建物は1階、2階併せて計9つの小部屋で構成されており、それぞれにテーマが設けられている。西洋画や日本画、絵画だけでなく、陶器や彫刻など、時代も様々な作品が部屋毎に分けられているのが特徴的。また、「つくる」「触れる」「人間国宝の器でお抹茶を飲める」といった体験を通して、来館者に「観る」だけでない「体験によってアートを学ぶ」楽しさを提供している。

住所:静岡県熱海市渚町24-1
電話:0557-27-2411
開館時間:9:30~17:00
休館日:無休
料金:一般 1800円 / 大学・高校生 1400円 / 中学生以下 900円 / 未就学児 無料

池田20世紀美術館

 池田20世紀美術館は1975年に開館した、20世紀の美術を専門とする日本初の美術館。コレクションは、「人間」をテーマとする作品を中心に約1400点を所蔵している。

 ピエール=オーギュスト・ルノワールをはじめ、パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロ、サルバドール・ダリ、マルク・シャガール、アンディ・ウォーホルなど、20世紀を代表する巨匠たちの大作、秀作を約80点常設展示している。

池田20世紀美術館の外観

 特別企画展は年4回開催。6月23日までは洋画家・西房浩二の展覧会「西房浩二展 空間と色彩」が開催されている。西房はヨーロッパの街並みや自然を題材にした明るく透明感のある風景描写を特徴とし、空気の揺らぎや光の移ろいを捉える繊細な描写により、鑑賞者を旅の情景へと誘うような世界観を生み出している。本展では初期作品から近作、加えて新作水彩画を含めた約50点を一堂に展示。

住所:静岡県伊東市十足614
電話:0557-45-2211
開館時間:9:00~17:00
休館日:水(祝日の場合は開館)、7・8月、年末年始は無休
料金:一般 1000円 / 高校生 700円 / 小中学生 500円

ベルナール・ビュフェ美術館

 ベルナール・ビュフェ美術館は、戦後の具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示するため、岡野喜一郎が1973年に創設。収蔵作品は油彩画、水彩画、素描、版画、挿画本、ポスターなどあわせて2000点を超え、世界一のビュフェコレクションを誇る。

ベルナール・ビュフェ美術館の外観 撮影=山本糾

 建物は1960年代にメタボリズム・グループの建築運動を牽引した菊竹清訓による設計。また、館内にはビュフェこども美術館があり、美術館体験の場を提供している。

 同館では9月1日まで、昨年逝去し造形家・杉山明博の追悼展「木とわたし一木工の妙技と美術教育」が開催されている。独自の木工技術を用いて、創意に富んだ作品を次々と生み出しました杉山の作品を一堂に展示。木を素材にした木工の妙技を紹介するとともに、その美術教育への情熱と成果についても触れられている。

住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
電話番号:055-986-1300
開館時間:10:00~18:00(12〜2月は~17:00)
休館日:水、木(祝日は開館し翌金休)
料金:一般 1500円 / 大学・高校生 750円 / 中学生以下無料