首都圏から日帰りで行けるアートスポット:山梨編【2/3ページ】

GASBON METABOLISM

 1000平米以上の工場跡地を活用したアート中心の複合施設として、2022年に誕生したGASBON METABOLISMは、JR韮崎駅からタクシーで15分、須玉ICから車で10分のところにある。

GASBON METABOLISM

 本施設は、アーティストが滞在制作できるレジデンス、展示やイベントを行うスペース、作品保管用ウェアハウス、制作・メンテナンス・撮影ができるスタジオなど表現の実験場としての機能を有しつつ、地域との交わりや異業種との交流、共創を促進している。

 現在は、USUGROWの個展「踊る線、祈る線」が開催されている。USUGROWは、ドローイングやカリグラフィを軸に、ストリートカルチャーと密接に結びついた表現を長年にわたり展開してきた作家。本展は、2024年に実施された滞在制作を経てこれまで同ギャラリーに展示されてきた大型作品《涅槃像》を中心に構成されている。本作を起点とし、アーカイブ作品から未発表のライブペインティング作品といった過去作を再構成することで、USUGROWの更新され続けている表現を現在の視点から見つめ直す機会となっている。

 なお本施設では、創作台湾料理とビール醸造を行う「mangosteen hokuto」やアンティークショップ「BASH BOX」などのテナントも入っているため、作品鑑賞の後にアートとは違った角度からも楽しむことができるはずだ。

会期:2026年3月6日〜終了日未定 
会場:GASBON METABOLISM
住所:山梨県北杜市明野町浅尾新田12
開館時間:11:00〜17:00
休廊日:火水木
料金:無料

Gallery Trax

 中央本線長坂駅からタクシーで7分、中央自動車道長坂ICより車で5分の場所にあるのが「Gallery Trax」だ。

Gallery Trax

 故木村二郎(2004年没) と三好悦子によって1993年に設立されたこのギャラリーは、空間デザイナーの木村二郎が古い保育園を自らの手でリノベーションしたものだ。ギャラリー全体が木村の作品として注目されており、様々なイベントや企画展示が行われている。

 これまで、数々の最前線で活躍するアーティストたちを輩出したことでも知られており、角田純を筆頭に五木田智央ロッカクアヤコ、高橋恭司、川内倫子らが個展を開催。また、若手アーティストの個展も積極的に開催している。現在は、過去同ギャラリーで展示歴のある作家・山口幸士の展覧会「やさしさについて」が5月5日まで開催されている。

会期:2026年4月11日〜5月5日 
会場:Gallery Trax
住所:山梨県北杜市高根町五町田1245
開館時間:11:00〜17:00
休廊日:火〜木
料金:無料