
「日常」を撮り続けるのはなぜか? 写真家・松本美枝子インタビュー
「日常」をテーマに写真を撮り続ける松本美枝子。9月5日より銀座のガーディアン・ガーデンで始まった個展「ここがどこだか、知っている。」で見せる震災後の「日常」とは何か? 作家に話を聞いた。

「日常」をテーマに写真を撮り続ける松本美枝子。9月5日より銀座のガーディアン・ガーデンで始まった個展「ここがどこだか、知っている。」で見せる震災後の「日常」とは何か? 作家に話を聞いた。

国際交流基金は1973年以降、日本と海外の相互理解促進に長年にわたり顕著な貢献のあった個人または団体に対し授与している「国際交流基金賞」の今年度受賞者を発表した。

文化庁は平成30年度の概算要求を公開した。次年度は「社会的・経済的価値をはぐくむ文化政策への転換」として前年度比約200億円増額の1251億6300万円の予算を要求している。

建築家・建築史家の藤森照信がこれまで手がけた建築作品などを紹介する展覧会「藤森照信展 ー自然を生かした建築と路上観察」が、広島市現代美術館で開催される。会期は9月29日から12月3日まで。

「絹谷幸二賞2017」などを受賞している画家・西村有が、KAYOKOYUKIで個展「portrait」を開催する。会期は9月23日〜10月22日。

1940年代からヨーロッパで活躍した日系アメリカ人彫刻家、シンキチ・タジリの日本で約50年ぶりとなる個展がBlum & Poe 東京で開催される。会期は9月8日〜10月21日。

イタリアのファッションブランド・フルラが運営するフルラ財団が、ミラノ20世紀美術館と協業して新プロジェクト「Furla Series」を開始。第一弾として、舞踏家のシモーヌ・フォルティの演出によるダンスパフォーマンスの公演を行う。

2017年春に女子美術大学大学院博士課程を修了したばかりの画家・神木佐知子が、修了後初にして美術館での初個展に挑む。紙飛行機や窓などの記号が並ぶ作品で神木は何を提示するのか?

独創的なマンガから絵本、挿絵まで、マルチな活動を続ける佐々木マキの作品がひろしま美術館で展示される。会期は2017年9月9日~ 2017年10月22日。

スウェーデンを代表する陶芸デザイナー、リサ・ラーソンの初期作品から近年の代表作約130点が松屋銀座で一挙に展示される。会期は9月13日〜9月25日。

十和田市現代美術館にある常設作品《フライングマン・アンド・ハンター》の秘密が今、解き明かされる!? 国内外の展示会で作品を発表し、岐阜県を拠点に活動している森北伸の大規模個展が十和田市現代美術館で開催される。会期は2017年10月7日〜2018年1月28日。

ライゾマティクスリサーチが映像演出を手がけるヴェルディのオペラ『オテロ』が、9月8日と10日の2日間、Bunkamuraで上演される。

東京都写真美術館で、写真家・長島有里枝が日本の公立美術館では自身初となる個展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」を開催。初期作品から最新作までを一堂に展示する。会期は9月30日〜11月26日。

日本を代表する建築家・安藤忠雄の挑戦の軌跡と今後の展望を明らかにする「安藤忠雄展ー挑戦ー」が、国立新美術館で開催される。会期は9月27日〜12月18日。またその連動企画として、21_21 DESIGN SIGHTでは「安藤忠雄 21_21の現場 悪戦苦闘」が開催。会期は10月7日〜28日となっている。

1990年代後半にアルツハイマー症の母を介護しながら、介護すること自体を作品にした「アート・ママ」シリーズを手がけてきたアーティスト・折元立身が、8月26日に全面開館した富山県美術館の全面開館記念として「パン人間」のパフォーマンスを行った。

1985年に開廊したギャラリーなつかは、約30年にわたって絵画、版画、立体、インスタレーションなど、幅広い作品を展示。中堅作家のいっぽうで、今後活躍の期待される若手作家も精力的に紹介してきた。代表を務める長束成博に、これまでの活動と今後の展望について話を聞いた。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年9月号では、芸術と社会、文化について幅広く考察した4冊を取り上げた。

2017年は、ヨーロッパを代表する三大芸術祭──ヴェネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ、ミュンスター彫刻プロジェクト──が同時期に開催される、10年に1度のメモリアル・イヤーだ。インディペンデント・キュレーターの長谷川新が、現地を視察。レビューを短期連載する。第2回は、「ドクメンタ14」のカッセル会場を取り上げる。

動きとオブジェからなるインスタレーション作品を継続的に制作している小林椋。9月12日からNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で展示を行う作家に、作品について聞いた。

第24回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年9月号では、美術批評家・藤枝晃雄の著書『モダニズム以後の芸術 藤枝晃雄批評選集』を取り上げた。