「伊藤潤二展 誘惑」(世田谷文学館)開幕レポート。不安と怖いもの見たさが同居する展示体験を
世田谷文学館で、マンガ家・伊藤潤二による初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」がスタートした。会期は9月1日まで。
世田谷文学館で、マンガ家・伊藤潤二による初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」がスタートした。会期は9月1日まで。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコの10年ぶりとなる大規模回顧展「デ・キリコ展」が東京都美術館で開幕した。会期は8月29日まで。
2024年のゴールデンウィーク連休を利用して訪れたい、編集部注目の展覧会をピックアップしてお届けする。
建築家・坂茂の設計による愛知県の豊田市博物館が、谷口吉生が設計した豊田市美術館の隣に開館した。
ラテンアメリカ出身かつクィアを公表する初の芸術監督アドリアーノ・ペドロサ率いる、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展が4月20日に開幕した。西洋美術史のかたよった視座をあらためて問い、そこでの「外国人」の存在に注目。企画展「Stranieri Ovunque / Foreigners Everywhere(どこでも外国人)」に選ばれた330組ものアーティストとその作品が示す世界観について、企画展と国別パビリオンの2回に分けて現地レポートをお届けする。
ポーラ ミュージアム アネックスで久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が開幕した。会期は6月9日まで。
第21回
美術館/博物館の学芸員(キュレーター)や研究員が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、国立民族学博物館で開催中のみんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」(〜6月18日)をピックアップする。「水俣病を伝える」活動とそれに取り組む人びとに焦点を当て、約150点の資料とともに紹介する本展が目指したものや課題について、プロジェクト・リーダーの平井京之介が語る。
キャリア初期には「もの派」のひとりとして活動し、ほどなくして絵画表現を模索する道を歩んだ吉田克朗。「触」シリーズを精力的に手がけるなか、1999年に55歳で逝去した作家の全貌にせまる大規模な回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」が初めて開催される。展覧会を担当する神奈川県立近代美術館の学芸員・西澤晴美に話を聞いた。
アート作品の真正を見定めるのは古来、至難の業だった。しかし現代のテクノロジーを活用して、この課題を解決せんとするサービスが誕生した。AIによって贋作すり替えの有無を見極め、ブロックチェーンで書き換え不可のデジタル証明書を提供する「clarus ID」だ。4月には、京都 蔦屋書店での個展にて利用されることとなる。サービスを開発運営する株式会社clarus代表取締役の東原達矢、サービス利用の現場である京都 蔦屋書店の荒川玲衣、そして今回初めてサービスを利用するアーティスト井村一登に、clarus IDの意義や使い心地について語りあってもらった。
1790年創業の老舗茶舗として知られる福寿園(京都)が、四条通りにある京都本店7階に新ギャラリー「アートスペース福寿園」をオープンさせた。その狙いとは?
福岡・六本松の六本松 蔦屋書店に新たなギャラリースペースがオープン。こけら落としとして植田工の個展「Among The Daughters Of The Air」を開催する。
東京都美術館で、画家・田中一村(1908〜77)の大回顧展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が開催される。会期は9月19日〜12月1日。
今年度、国宝や重要文化財として指定される美術品や工芸品、歴史資料、考古資料などを紹介する特別企画「令和6年 新指定国宝・重要文化財」展が東京国立博物館で開幕した。会期は5月12日まで。
テート・ブリテンが、2024年度ターナー賞の最終選考に残った4人のアーティストを発表した。ファイナリストは、 ピオ・アバド、クローデット・ジョンソン、ジャスリーン・カウル、デレーヌ・ル・バス。
グスタフ・クリムトが逝去前の1917年に描いた作品で、約100年公開されていなかった《リーザー嬢の肖像》(1917)が、4月24日にウィーンのオークションで3500万ユーロ(約58億1700万円)で落札された。
日本各地に存在する優れた「デザインの宝」を発掘し、ネットワークを試みる展覧会「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024~集めてつなごう 日本のデザイン~」が、今年も東京・六本木の国立新美術館で開催される。会期は5月16日〜26日。(2024年5月8日情報を追記しました)
昨年パリ・シャトレ座で上演された、渋谷慶一郎の作曲・プロデュースによるアンドロイド・オペラ『MIRROR』が、東京で凱旋公演されることが決定した。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョが死の1ヶ月前に描いた最期の作品《聖ウルスラの殉教》を展示する「ザ・ラスト・カラヴァッジョ」が、ロンドンのナショナル・ギャラリーでスタート。同作はナポリのインテサ・サンパオロ・コレクションからの借用で、ロンドンでの披露はおよそ20年ぶりとなる。会期は7月21日まで。
建築、音楽、パフォーマンス、ファッション、デザインなど、メディアやジャンルを横断して世界的に活動しているシアスター・ゲイツ。その日本初となる大規模個展「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」が、東京・六本木の森美術館で始まった。本展の様子をレポートする。
世田谷美術館で、「民藝」をテーマとした企画展「民藝 MINGEI─美は暮らしのなかにある」の巡回展が開幕した。会期は6月30日まで。