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「平子雄一展 ORIGIN」(岡山県立美術館)開幕レポート。植物と人間のあいだにある楽しさと不自然さ

人間と植物との関係をテーマに作品を制作してきたアーティスト・平子雄一の個展「平子雄一展 ORIGIN」が、岡山県立美術館で開幕した。会期は11月9日まで。なお、本展は香川、岡山、兵庫の3県8つの美術館で、日本人の現代美術家による作品を中心とした展覧会を開催する、瀬戸芸美術館連携プロジェクトのひとつとなっている。

NEWS / REPORT

地域レビュー(東京):黒沢聖覇評「考土 code -奄美-」、「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では、黒沢聖覇(キュレーター)が奄美大島の泥染を起点とした展覧会「考土 code -奄美-」(Mikke Gallery)と、オーストラリア先住民女性アーティストの表現を取り上げた「彼女たちのアボリジナル・アート」(アーティゾン美術館)の2展を批評的に取り上げながら、場所固有の伝統や記憶が、東京という都市空間においていかに再解釈されるのかを探っていく。

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