もの派、そして「触」シリーズへ。学芸員が語る「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」(神奈川県立近代美術館 葉山)

キャリア初期には「もの派」のひとりとして活動し、ほどなくして絵画表現を模索する道を歩んだ吉田克朗。「触」シリーズを精力的に手がけるなか、1999年に55歳で逝去した作家の全貌にせまる大規模な回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」が初めて開催される。展覧会を担当する神奈川県立近代美術館の学芸員・西澤晴美に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

アートの創作・流通・コレクションを加速させる。デジタル証明書「clarus ID」とは何か

アート作品の真正を見定めるのは古来、至難の業だった。しかし現代のテクノロジーを活用して、この課題を解決せんとするサービスが誕生した。AIによって贋作すり替えの有無を見極め、ブロックチェーンで書き換え不可のデジタル証明書を提供する「clarus ID」だ。4月には、京都 蔦屋書店での個展にて利用されることとなる。サービスを開発運営する株式会社clarus代表取締役の東原達矢、サービス利用の現場である京都 蔦屋書店の荒川玲衣、そして今回初めてサービスを利用するアーティスト井村一登に、clarus IDの意義や使い心地について語りあってもらった。

SPECIAL / PROMOTION

国立新美術館で「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024」が開催へ

日本各地に存在する優れた「デザインの宝」を発掘し、ネットワークを試みる展覧会「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024~集めてつなごう 日本のデザイン~」が、今年も東京・六本木の国立新美術館で開催される。会期は5月16日〜26日。(2024年5月8日情報を追記しました)

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

カラヴァッジョ、死の直前に描いた作品がナショナル・ギャラリーで公開

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョが死の1ヶ月前に描いた最期の作品《聖ウルスラの殉教》を展示する「ザ・ラスト・カラヴァッジョ」が、ロンドンのナショナル・ギャラリーでスタート。同作はナポリのインテサ・サンパオロ・コレクションからの借用で、ロンドンでの披露はおよそ20年ぶりとなる。会期は7月21日まで。

NEWS / REPORT

「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」(森美術館)開幕レポート。ゲイツが思い描く異文化的ハイブリッドの未来

建築、音楽、パフォーマンス、ファッション、デザインなど、メディアやジャンルを横断して世界的に活動しているシアスター・ゲイツ。その日本初となる大規模個展「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」が、東京・六本木の森美術館で始まった。本展の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

モンクレールから世界への「夢への招待状」。ドリーマー、ダニエル・アーシャムが見た夢とは?

毎春、ミラノ市内に世界中から最新のデザインが集結するミラノデザインウィーク。フランス発のファッションブランドであるモンクレールが、ミラノ中央駅を中心に「An Invitation To Dream(夢への招待状)」と題するプロジェクトを4月15日〜21日に開催した。同プロジェクトに登場したドリーマーのひとりでアーティストのダニエル・アーシャムのインタビューをお届けする。

INTERVIEW / PROMOTION