NEWS / REPORT

PREMIUM

ピエール・ユイグ「リミナル」展レポート。不確かな未来の記憶

ヴェネチアのプンタ・デラ・ドガーナで開催されている、フランス人アーティスト、ピエール・ユイグによる大規模個展「リミナル」。キュレーターに人工知能に造詣の深いアンヌ・ステンヌ を迎えたこの展示を、パリ在住の美術研究者・島田浩太朗がレポートする。

NEWS / REPORT

「没後30年 木下佳通代」(大阪中之島美術館)開幕レポート。初の美術館個展で見えてくる一貫した「存在」への問い

大阪中之島美術館で、美術家・木下佳通代の回顧展「没後30年 木下佳通代」が開幕。本展は国内各地の美術館で所蔵される木下の作品を厳選し、代表作などを一堂に展示する過去最大規模の個展となっている。会期は8月18日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

人間・ミケランジェロ、最期の30年に迫る展覧会が大英博物館で開幕

ルネッサンス期の巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティの生涯最期の30年間にスポットライトを当てたエキシビション「ミケランジェロ:ザ・ラスト・ディケーズ」がロンドンの大英博物館で開催中だ。死の直前まで輝き続けた圧倒的な画才を見せつけるいっぽうで、老いていく身体への不安や死への恐怖を感じながらも信仰を心の支えとしていた人間らしい側面にもフォーカスを当てている。会期は7月28日まで。

NEWS / REPORT

「私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」(ワコウ・ワークス・オブ・アート)開幕レポート。パレスチナのためにやるべきことがある

東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで、オランダ出身の作家ヘンク・フィシュのキュレーションによる、パレスチナ出身の詩人や画家の作品にフォーカスした展覧会「If I must die, you must live 私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」が開幕した。会期は6月29日まで。

NEWS / REPORT

「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション

東京国立近代美術館でパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションをテーマごとにトリオで紹介する展覧会「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開幕。会期は8月25日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

デザインを新たな目線から見つめ直す。「DESIGN MUSEUM JAPAN」展がロンドンでも開催

国立新美術館で5月16日から開催中の「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024」と時期を同じくして、日本文化を英国をはじめ、ヨーロッパに広める役目を担うロンドンのジャパン・ハウスにおいても「DESIGN MUSEUM JAPAN」展がスタートした。日本で生み出された美しい品々を通して、デザインの新たな定義を問いかける興味深いものとなっている。会期は9月8日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

平山郁夫は何を遺したのか? いまあらためてたどる、シルクロードの旅

平山郁夫シルクロード美術館で開館20周年記念展が開催中。画壇デビュー作《仏教伝来》と、その翌年に描かれた《天山南路 夜》の初期代表作が並んで展示されている。2作が揃ってみられる貴重な機会とともに、改めて平山郁夫の軌跡と遺されたものの意義を考える(写真の無断転載を禁じます)。

NEWS / REPORT

PREMIUM

レンゾ・ピアノ設計の富邦美術館(台北)開館レポート。こけら落としはLACMA企画のロダン展

レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップの設計による富邦美術館が、5月4日に台北市信義区にオープンした。ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が企画したこけら落とし展「真の自然:ロダンと印象派の時代」やコレクション展が開催されている。

NEWS / REPORT

「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる

東京・外苑前のワタリウム美術館で美術家・梅津庸一がワタリウム美術館のコレクションを現在活躍中の作家の作品を加えつつキュレーションして展示する展覧会「梅津庸一 エキシビションメーカー」が開催されている。会期は8月4日まで。

NEWS / REPORT