ひっ迫する博物館の収蔵庫、現状と課題は?
法政大学資格課程が、5月25日にシンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を同大にて開催。博物館収蔵庫の現状と課題について議論が交わされた。
法政大学資格課程が、5月25日にシンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を同大にて開催。博物館収蔵庫の現状と課題について議論が交わされた。
ヴェネチアのプンタ・デラ・ドガーナで開催されている、フランス人アーティスト、ピエール・ユイグによる大規模個展「リミナル」。キュレーターに人工知能に造詣の深いアンヌ・ステンヌ を迎えたこの展示を、パリ在住の美術研究者・島田浩太朗がレポートする。
アラブ首長国連邦(UAE)の首都・アブダビのサディヤット島は、文化地区として様々な建築プロジェクトが進んでいる。この場所で2017年にオープンし「ルーヴル・アブダビ」について、その概要をレポートする。
三鷹の森ジブリ美術館で企画展「君たちはどう生きるか」展 第二部 レイアウト編がスタートした。会期は11月10日まで。
大阪中之島美術館で、美術家・木下佳通代の回顧展「没後30年 木下佳通代」が開幕。本展は国内各地の美術館で所蔵される木下の作品を厳選し、代表作などを一堂に展示する過去最大規模の個展となっている。会期は8月18日まで。
建築コレクティヴ・GROUPによる展覧会「島をつくる | Planning Another Island」が東京・銀座のマイナビアートスクエアで開幕。建築廃材を土へと還す「コンポスト」をテーマにした展覧会だ。会期は7月6日まで。
ルネッサンス期の巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティの生涯最期の30年間にスポットライトを当てたエキシビション「ミケランジェロ:ザ・ラスト・ディケーズ」がロンドンの大英博物館で開催中だ。死の直前まで輝き続けた圧倒的な画才を見せつけるいっぽうで、老いていく身体への不安や死への恐怖を感じながらも信仰を心の支えとしていた人間らしい側面にもフォーカスを当てている。会期は7月28日まで。
今年、「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」内に開業した「ハイアット ハウス 東京 渋谷」。その館内を彩るのが多数のアート作品だ。
東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで、オランダ出身の作家ヘンク・フィシュのキュレーションによる、パレスチナ出身の詩人や画家の作品にフォーカスした展覧会「If I must die, you must live 私が死ななければならないのなら、あなたは必ず生きなくてはならない」が開幕した。会期は6月29日まで。
東京国立近代美術館でパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションをテーマごとにトリオで紹介する展覧会「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開幕。会期は8月25日まで。
皇居三の丸尚蔵館で4期に分けて開催中の開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美─」。その第4期「三の丸尚蔵館の名品」が開幕した。会期は6月23日まで。※出品作品はすべて国(皇居三の丸尚蔵館収蔵)の作品
国立新美術館で5月16日から開催中の「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024」と時期を同じくして、日本文化を英国をはじめ、ヨーロッパに広める役目を担うロンドンのジャパン・ハウスにおいても「DESIGN MUSEUM JAPAN」展がスタートした。日本で生み出された美しい品々を通して、デザインの新たな定義を問いかける興味深いものとなっている。会期は9月8日まで。
練馬区立美術館で「三島喜美代―未来への記憶」が開幕した。「情報」と「ゴミ」の問題をテーマに、70年にわたって創作を展開する現代美術家の軌跡をたどる個展だ。会期は7月7日まで。
平山郁夫シルクロード美術館で開館20周年記念展が開催中。画壇デビュー作《仏教伝来》と、その翌年に描かれた《天山南路 夜》の初期代表作が並んで展示されている。2作が揃ってみられる貴重な機会とともに、改めて平山郁夫の軌跡と遺されたものの意義を考える(写真の無断転載を禁じます)。
大正から昭和にかけて、独自の鳥瞰図で数多くの名所図絵を描いた吉田初三郎。その作品をグラフィックデザインの視点から取り上げる展覧会「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」が府中市美術館で開幕した。会期は7月7日まで。
レンゾ・ピアノ・ビルディング・ワークショップの設計による富邦美術館が、5月4日に台北市信義区にオープンした。ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が企画したこけら落とし展「真の自然:ロダンと印象派の時代」やコレクション展が開催されている。
国立新美術館で、日本各地に存在する優れた「デザインの宝」を発掘し、ネットワークを試みる展覧会「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024~集めてつなごう 日本のデザイン~」がスタートした。会期は5月26日まで。
現代アートのコレクター・植島幹九郎によって設立された「UESHIMA COLLECTION」の収蔵品を紹介する「UESHIMA MUSEUM」が、6月1日に開館する。それを前に、内部が公開された。
東京・外苑前のワタリウム美術館で美術家・梅津庸一がワタリウム美術館のコレクションを現在活躍中の作家の作品を加えつつキュレーションして展示する展覧会「梅津庸一 エキシビションメーカー」が開催されている。会期は8月4日まで。
東京・広尾の山種美術館で、特別展「犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」が始まった。古くから日本美術に描かれてきた犬と猫にフォーカスした展覧会だ。会期は7月7日まで。