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第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(国別パビリオン)レポート

11月24日まで開催中の第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展。今年の国別パビリオン参加数は88、コラテラルイベントは30もある。これらの国々と美術関係者が2年に一度集まる機会を、自国に影響を与える長期的な芸術文化政策の一環として投資する初参加国、また、例年注目される先進国の展示に見られる時代の移り変わりについて、引き続き現地からレポートする。

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第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(企画展)レポート

ラテンアメリカ出身かつクィアを公表する初の芸術監督アドリアーノ・ペドロサ率いる、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展が4月20日に開幕した。西洋美術史のかたよった視座をあらためて問い、そこでの「外国人」の存在に注目。企画展「Stranieri Ovunque / Foreigners Everywhere(どこでも外国人)」に選ばれた330組ものアーティストとその作品が示す世界観について、企画展と国別パビリオンの2回に分けて現地レポートをお届けする。

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カラヴァッジョ、死の直前に描いた作品がナショナル・ギャラリーで公開

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョが死の1ヶ月前に描いた最期の作品《聖ウルスラの殉教》を展示する「ザ・ラスト・カラヴァッジョ」が、ロンドンのナショナル・ギャラリーでスタート。同作はナポリのインテサ・サンパオロ・コレクションからの借用で、ロンドンでの披露はおよそ20年ぶりとなる。会期は7月21日まで。

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「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」(森美術館)開幕レポート。ゲイツが思い描く異文化的ハイブリッドの未来

建築、音楽、パフォーマンス、ファッション、デザインなど、メディアやジャンルを横断して世界的に活動しているシアスター・ゲイツ。その日本初となる大規模個展「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」が、東京・六本木の森美術館で始まった。本展の様子をレポートする。

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「名品ときたま迷品」展(サントリー美術館)レポート。新しい「メイヒン」の魅力とは?

1961年の開館以来、「生活の中の美」を基本理念として収集品を充実させるサントリー美術館で、そのコレクションを紹介する展覧会が始まった。その名も「サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品」。同館が誇る国宝や重要文化財に指定される「名品」とともに、これまであまり展示される機会のなかった秘蔵コレクションを「迷品」として多数展示し、新しい視点で「メイヒン」の意味と魅力を考える、豪華で楽しい空間だ。

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ドイツ・ロマン主義の巨匠フリードリヒ、生誕250周年で大規模回顧展

ドイツ・ロマン主義の画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒが、2024年に生誕250周年を迎える。この記念イヤーに合わせ、ベルリンの旧ナショナルギャラリーで史上初の大規模回顧展「無限の風景」が開催中だ。数多くの名作が一堂に会するだけではなく、最新技術で制作過程にも迫る同展は、日本の現代アーティストとのコラボレーションなどもあり、オープン前から大きな話題を呼んでいた。

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