目指すは「令和の看板建築」
スターバックス コーヒー ジャパンは3月28日、東京・谷中にギャラリーを併設した新店舗「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」をオープンさせる。コンセプトは「藝と珈琲の交差点」。カフェとアートが完全に融合した試みだ。
同店が立つのは、看板建築が多く残る谷中の御殿坂。建築設計は谷中を拠点とするHAGISOが手がけ、切妻屋根を持つ2階建ての木造建築は、エリアの歴史と文化への敬意を体現している。周辺の路地空間を取り込むように、エントランスは路地を入った奥に設けられた。

外観のデザインには、この地域に多く残る「看板建築」(木造建築の正面をモルタルや銅板などで覆った洋風のファサードを持つ建築様式)へのオマージュが込められている。常滑で製作された5パターンのタイルで構成された「看板」が外観を覆い、天候や時間によって様々な表情を見せる「令和の看板建築」となった。建築の高さや窓の位置は、隣接する佃煮の老舗・中野屋に合わせて設計されており、新築でありながらすでに街並みに自然と溶け込んでいる。

































