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パープルームはなぜギャラリーをダイエー海老名店に出店するのか。梅津庸一に聞く【3/4ページ】

生活とアートの同居をギャラリーで見せる

 実際の店舗はどのようなものになるのか。ダイエー海老名店は1階が食料や衣料品、フードコートなどを中心としたフロア、2階は専門店フロア、3階は子供向けのアミューズメントフロア、そして屋上がゴルフ練習場とバッティングセンターとなっており、パープルームが入居するのは2階となる。同じフロアには100円ショップやジム、ベビー用品店、質屋、カードショップなどが入居している。

オープン準備中のパープルームの店舗外観 撮影=編集部

 ギャラリーはかつて整体院だった店舗の居抜きで、床面積は約90平米と都内の著名ギャラリーにも引けをとらない大きさとなっている。店内はパネルを組み合わせ、2つのギャラリースペースとそこをつなぐ廊下、そしてバックヤードを構成した。照明は店舗据え付きの照明を引き続き使うほか、レールもあらかじめ設置されてるので、それを利用したスポット照明も用意するという。壁色は寒色系のグレー。これもダイエーの店舗内の照明が暖色系であることから、差異化を意図して選ばれた色なのだそうだ。

オープン準備中のパープルームの内観 撮影=編集部

 運営については店長を梅津が、副店長を同じくパープルームの安藤裕美が務める。8月中は無休で運営するが、9月からは月、火曜日を休業日にする予定だ。