4章のテーマは陶磁器制作の核心である形態だ。陶芸家たちはその追求にどう向き合ってきたのか。陶芸界の鬼才・加守田章二(1933〜1983)は、1970年代には毎年のように作風を展開させたことで知られる作家。72年に制作された《彩色角壺》(1972)はもっとも人気の高いシリーズのひとつで、表面の着色と土の造形が見事に拮抗した優品だ。

またこのセクションでは、空間と対峙することに新しい視点をもたらしたルーチョ・フォンタナの平面作品も併置されており、陶作品との新たな共鳴が生まれている。

4章のテーマは陶磁器制作の核心である形態だ。陶芸家たちはその追求にどう向き合ってきたのか。陶芸界の鬼才・加守田章二(1933〜1983)は、1970年代には毎年のように作風を展開させたことで知られる作家。72年に制作された《彩色角壺》(1972)はもっとも人気の高いシリーズのひとつで、表面の着色と土の造形が見事に拮抗した優品だ。

またこのセクションでは、空間と対峙することに新しい視点をもたらしたルーチョ・フォンタナの平面作品も併置されており、陶作品との新たな共鳴が生まれている。





